7月27日(日)、巨人戦(マツダスタジアム)、5対6。
ヤクルト戦から地続きの5連敗。1点差の壁が超えられない。
それでも5点ビハインドの5回、會澤翼、代打モンテロ、秋山翔吾3連打。からの、大盛穂3点タイムリー!大盛よくやった! プラス、小園海斗のタイムリーで5対4、1点差に!
まだノーアウト。ここで終わると、たいてい勝ち抜けないカープ。だから一気に逆転しないと。
というチャンスの場面で、ファビアン、二俣翔一、林晃汰が凡退。そう簡単にポンポン行かないのはわかっているけど、ここで攻めきれないカープの勝負弱さよ。
あと、2点ビハインドの8回。大勢から坂倉将吾2塁打、代打羽月隆太郎のセカンドゴロで3塁へ。1アウト3塁、林、行けー。浅すぎるショートフライ。もぉ~。
しかし、代打野間峻祥が3塁打でランナー返した! 野間よくやった! 1点差、追加点モアモアだったが、モンテロ空振り三振。
見せ場は作った。もうちょっとなのに、その1点(勝つには2点)が相変わらず遠い。足りない。
スタメンに迷走感がほとばしっていた。8番會澤。あくまでも佐藤柳之介の日は會澤なのね。
そのわりに、5番坂倉ファースト。それならいっそ、坂倉スタメンマスクでよくない?
その會澤が5回の追い上げ劇の口火を切ってくれたのだが。ただ、佐藤は3回で降板していた。會澤に代走出して、坂倉キャッチャーに回す手があるのに、會澤そのまま塁上に。代打モンテロもそのまま塁上。
ってことはモンテロをファーストに回す可能性あり? だったら坂倉、キャッチャーに回して、會澤に代走でよくない?
結局は大盛の3塁打で、足の遅い會澤もモンテロも還ってきて事なきを得たのだけど、なんか中途半端なベンチ。
6月29日、中日戦でのプロ初登板、落ち着いたマウンドさばきで、カープに期待の星が現れたと思われた佐藤。
登板を重ねるごとに、6回 → 5回 → 4回 → 3回と、イニングが減っている。先発の役目が果たせていない。今日は3回4失点で自己ワースト。
新人でこれからの人ではあるが、今のところ、初登板が一番よかったアンダーソン状態。今日は制球が定まらず、テンポ悪かった。次回から會澤にこだわる意味、ある?
5回、イニング跨ぎの遠藤淳志が岸田行倫に3号ソロ打たれたり、8回、ハーンが丸佳浩のタイムリーで1失点したり、打線が引き寄せた波を引き離す現象も。今日も投打がかみ合わなかったといえば、かみ合わなかった。
ところで、1点ビハインドの追い上げたい展開で、8回ハーン、9回森浦大輔だった。
オールスターでの森浦を新井さんは見てたんじゃないかな。ハーンの不安定さも鑑みて、9回森浦を試みた気がした。
佐藤が3回で降板したが、打線が追い上げ、勝ちパターンがビハインド展開で登板。6回、栗林良吏。ランナー出しても最後はキャベッジ空振り三振。
勤続疲労で1年目の力はないけれど、どんな場面でも最善を尽くそうとする姿勢は栗林だなと思った。それもまた力量。お手本にしてほしい。
打線はなんとか食らいつこうとするシーンもあったので、ベンチの采配(選手起用)を普通にしていただけたら、もうちょっと乗り越えられないかな。その普通が難しい、カープベンチ。
来週は阪神戦・・・。ヤクルトも勢い出てます、来てます、来てます。頂上も真下も大変ですよ。