2024年12月4日

ファン目線の改革を! DeNAとカープのスタンスの違い


12月2日、坂倉将吾は契約更改で、球団に暑さ対策についても要望を伝えた。(「日刊スポーツ」)

12月4日、選手会長の堂林翔太は、契約更改で20項目以上の要望を出した。ここでも、「打撃ケージに日差し避けを設置」「球場に隣接する室内練習場の冷房完備」など、暑さ対策への提案があったようです。(「サンスポ」)

まだ夏も真っ盛りの9月7日に、もうデーゲームやってたマツダスタジアム。これはちょっと異常。みんな、もっとガンガン言っていこう(ファンも)という大問題。


ですが、ナイターゲームの時期を増やすことについて、「要望は出すが難しい。営業のこともある」と、阿部慶二球団部長。(「サンスポ」)

これは変える気ないな。選手やお客さまファーストではなく、あくまでも自分たちの都合、目先の営利優先なんだな。こういう企業は伸びませんね。

諸事情はあろうと、そういうことしてたら、地元ファンに愛されてると慢心してたら、そのうち返り討ちにあいますよ(お客さま、減りますよ)。あ、地元の一定数の熱心なファンがいればいいから、伸ばすつもりはないのか? それ、オワコン。


以前、ブログで、南場智子さんがDeNAのオーナーになって、横浜スタジアムを訪れたとき、まず「女性トイレをきれいにしよう」と提案したという話をご紹介しました。

TBSから球団を買収して、5年で黒字化。業績好調のようです。

それを支えているのは、ファン目線の改革。という素敵な記事を家族が教えてくれたので、ぜひご紹介したい、ドーン!(「日経ビジネス」)


「試合結果にかかわらずインタビューを受けることを、監督に約束してもらっている」という南場オーナー。

そう言われると、何度も見たことある。負けた試合後、辛そうながら言葉を絞り出している三浦番長の会見。

阪神の前岡田監督や巨人の阿部監督は、試合後に会見を開かないこともあった。負けたからと個人的な気分で会見しないのは、ある意味職場放棄。

その点、新井さんはどんなときでも会見してくれます。そこはいい、そこは。


DeNAは毎年、キャンプ前に、新人選手を本社に招くイベントがあり、南場オーナーはそこで新人たちに伝えるそうです。

プロ野球選手として名前が知られるようになると、いろんな記録が残っていく。活躍する記録も、そうでない粗暴な行動や態度についても(中田翔〜)。それは自分の将来にダメージを与えることにもなる。

「ファンの皆さんに対する感謝の気持ちをしっかり感じて、かつそれを行動に表してください。これができない人に対して、私は寛容ではないです」と。


引退後のセカンドキャリアも意識した行動をとって、という新人へのメッセージ。

社会経験も少なく、チヤホヤされてきたかもしれない若い選手たちに、こんな言葉をかけてくれる大人が身近にいるというのは大事なことだと思った。

なんかもう、球団としての姿勢の違い感じる。ファンサービス一つとっても。

好きなチームは、選手だけでなく、監督やコーチ、経営陣も尊敬できたらいいのになと思う。経営母体も、現場も、変わらないカープに、ため息が止まりません。
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