2024年12月22日

来季からスコアラー増やして中日対策強化、でもスコアラーの質は大丈夫?


来季、カープは中日に重点的にスコアラーを配置する方針とか。(「東スポWEB」)

今季、カープが負け越したのは1位巨人と、6位中日だけ(だけってことはないが)。

巨人には9勝13敗3分け(途中まではよかったのよ、途中までは~)。

中日には8勝16敗1分けと大幅な負け越しっぷり。完封負けも多かった。バンテリンでは3勝9敗1分という、脱力してしまう数字。


カープでは4人の先乗りスコアラー(偵察担当)が、カード前に対戦相手の試合分析に当たっているが、来季から中日に限っては「複数担当制」に。さらに多角的に分析できるよう配置換えをするとのこと。

中日の偵察人数を増やすってこと? 中日は白濱裕太が担当していたようですが、さらに誰かが加わる? 白濱は続行?

複数の人の眼で見るのはよさそうですね。量が質を変えていくことは、ある。ただ、分析力のない人の数が増えても・・・。そもそものスコアラーの質が気になります。


ちばあきおさんの『プレイボール』で、主人公の谷口君は対戦相手の偵察に行って、試合に生かせることをメモして帰ってくるのだけど、ある部員は何を見たらいいかよくわからず、ボヤ~ンとしたまま帰ってくるというエピソードが。右打ちかどうかすらもメモせず。


プロに限っては、さすがにそんなことはあるわけないけど、見れども見えずって、あります。カープのスコアラーの面々がどれほどの仕事をしているのか、その質が気になる。

カープの場合、適材適所というより、引退した選手の受け皿(就職先)みたいなイメージが強いので。


12月14日の「ジャンクSPORTS」で、元木大介さんが「巨人には2軍に15年もいた伝説の選手がいた」と話していた。(「デイリースポーツ」)

思わず、その渡辺政仁さんという方と、白濱のNPB年度別成績を見比べてしまった。さすがに白濱はそこまで長い2軍暮らしではなかった。

けど随分長かった。私がカープを応援するようになった2015年から白濱が引退する2022年まで、1軍の試合に出たのは10回。私の中では1軍を狙う2軍選手というより、2軍のキャッチャースタッフというイメージだった。

そういう選手が、ちゃんと、相手チームを見る眼があるのか、心配です・・・。


選手名鑑はあるけれど、各球団のスコアラーが一覧になっているものを見たことがないので、どの球団がスコアラーにどれくらいの人数を(どんな人を)配置しているのか、興味あります。

ネットで検索して個々の情報には当たれても、年代が違ったりして、一望できるものがないので、全体が見渡せないもどかしさ。

中日もいいけど、交流戦(パ・リーグ)担当のスコアラーも増やしてね、優勝するつもりなら! 改革変革、どこ行ったー。


〔お詫びと訂正〕
12月22日の記事で、ちばあきおさんの『プレイボール』という作品名を、誤って『キャプテン』と記載していました。大変申し訳ございませんでした。
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