10月2日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、5対9。
今日の試合終了時点で、ヤクルトに5勝12敗3分け。マツダスタジアムでは1勝8敗1分け。
ビジターで6連勝していたのに、ホームに帰ってきたとたん、2連敗。なぜこうもヤクルトに勝てないのか。
先発の高橋昂也は立ち上がり上々。3回までオール三者凡退。ストライク先行で球数少なめ。フライアウト多め。
こうも快調だと、好事魔多しにならないか、逆に不安に。さよう、よいことばかりとは行かなかった(そらそうだ、まだ3回)。
4回、塩見泰隆、青木宣親、山田哲人の1・2・3番に3連打でノーアウト満塁。でも、村上宗隆とオスナは連続空振り三振、踏ん張る。しかし、あとアウト1つというところで、中村悠平に2点タイムリー。
5回はまたしても三者凡退。
だが6回、山田の2ランで、1対4に。1塁2塁に走者を残して、昂也はコルニエルに途中交代。
そのコルニエルが、サンタナに3ラン浴びる。しかも初球。コルニエルショック続く。もうやめて。
コルニエルは7回にも1失点。1対8。ビハインドゲームでさえ任せるのが不安なことに。8回の高橋樹也は三者凡退、落ち着いてたんだけどね。
コルニエルは7回にも1失点。1対8。ビハインドゲームでさえ任せるのが不安なことに。8回の高橋樹也は三者凡退、落ち着いてたんだけどね。
もうこのまま、つまらないまま終るのかと思っていた8回ウラ、今日1軍に昇格した堂林翔太が代打の打席で、ヒット。小園がヒット。西川がグィーンと3ラン。ちょっとだけ溜飲が下がりました(ちょっとだけですよ、5対8なんだから)。
9回は、塹江敦哉が1失点。5対9。もう傷口広げるのやめて。
この日、堂林と入れ替わりに田中広輔が登録抹消。昨日、代打でヒットを打っていたので、コンディションの問題ではなさそう。
残り試合も20試合というところになって、やっとベンチはその判断をした。やっとこのときが来た。感慨深いものが。いや、感慨にひたってる場合じゃない。判断が遅い。遅すぎる。
前緒方監督から佐々岡監督に渡る約3年間、コンディションが悪く打撃不調でも一軍に置かれ続けた田中。今年就任した河田ヘッドコーチにいたっては、シーズン前、「田中がキーマン」と現状を見ていない発言をしていた。
田中の登録抹消は右膝手術を受けた2019年8月以来とのことだが、田中を登録抹消するのに約3年費やしたくらいの印象。
その3年間、カープは低迷した。過去の実績が重用され、フラットな選手起用がされていないんだもの。戦力は落ちる、選手の士気にも関わる。
田中にとっても、出番が少ないままベンチに置かれ、逆に、十分な調整ができない状態に長く置かれ、不遇にさえ思えた。田中の選手人生が大切にされていないように思えた。
やっとフラットな判断をしてくれたのかと思う一方、もうシーズンもほぼ終り。何年かかってるんだと、その腰のあまりの重さに、この3年のカープ低迷が重なる。