10月3日、ヤクルト戦（マツダスタジアム）、1対4。3連敗。
森下暢仁にまた勝ちがつかなかった。
そんなことばかり続いて、怒るのも疲れてもう諦めたつもりになっていたけど、やっぱり慣れない。負けることに慣れるなんて、おかしい。これは勝負の世界なんだからな。
森下は1回先制され、毎回走者を出しはしたが、7回1失点、120球投げた。この投球に野手は絶対応えないと、勝たないと。という投球だった。
4回ウラ、今日4番の西川龍馬、坂倉将吾、菊池涼介の3連打で、ワンアウト満塁。石川雅規をようやくとらえた。が、石原貴規は空振り三振（当ててくれ～）、林晃汰はサードライナー。
6回ウラ、堂林翔太と西川の連打、坂倉のタイムリーで1対1、ノーアウト1塁2塁で石川先輩、マウンドを降りる。ここで菊池がバント失敗。バントの名手だったのに。石原の代打で、松山竜平。よりによって併殺で終り。
これは森下への嫌がらせなのか、と思うほど、点がとれない。つまづいてばかり。
始まりからして、1番上本崇司、3番堂林と聞いたとき、その迫力のなさ、緩さに、森下への嫌がらせかと思った。しかも、鈴木誠也がいない。疲労でお休みとのこと。
誠也も新型コロナ感染を経験した。目に見えないところで不調があるかもしれない。どうぞそんなときは休んで。なんだけど、よりによって今日か。
松山は実況で「チャンスの場面で強いバッター」と紹介されることがあるが、そうなの？ 松山が打ったとき、私たまたま見てなかったのかな。今シーズン、松山がチャンスの場面で打った記憶がほとんどない。代打で登場してもワクワクすること、ほぼない。
9回ウラ、會澤翼と、代打・安部友裕が連打。ノーアウト1塁2塁で、代打・大盛穂。ここぞで大盛。全然こわくない。誰かほかにおらんのか～。
最後まで反撃なく終る。ヤクルト9安打、カープ11安打。ヒットの数は多いのに、またダメなときのカープに戻ってる。
よく、カープに限らず、どのチームでも、「○○が頑張っていたので、気持ちで打ちました」と言う選手がいる。
じゃあ、この日のカープの野手たち、気持ちが入ってなかったんだな。そう見なす。だって、森下がんばってたもの。打ってくれよ。しかも、今日だけじゃない。ずっとこういうこと続いているんだから。
森下、2年連続の二桁勝利もなし。ここまで打線の援護がないのが続いて、後半戦勝ちがつかない我慢比べのような状況が続くとは。
オリンピックの決勝の舞台で無失点投球。森下にとってオリンピックでの経験は得難い大きなものになったけど、ペナントレースで、また別の試練を経験することになるとは。
試合後、「3人で抑えられるところで四球を出したり、リズムを悪くしたところがあった。そこを修正したい」と語っていた森下。
毎回、森下も、玉村昇悟も、投球について反省し、次の話をする。しかし、反省の言葉は、打者とベンチから聞きたい試合だった。
