9月20日(金)、巨人戦(マツダスタジアム)、2対8。
巨人がマジック6。優勝に向かってモチベーションを上げているチームと、そこから転落して迷走しているチームとの差がくっきり。1ヵ月前、首位決戦で熱量ある試合をしていた同士とは思えない。天と地の差。
DeNAが阪神に9対5で勝って、3位に浮上。CSに向けてモチベーションのあるチームと、Aクラス入りも危うくなったチーム(カープです)との差もくっきり。
熾烈な5位争い(?)をしているヤクルトと中日は、6対7で中日に軍配。
今日のセ・リーグ、カープだけ相変わらずロースコア。
やっと林晃汰と韮澤雄也が昇格。降格したのは、田中広輔と松山竜平だった。
まさかのような(だってずっと今日か今日かと待ち続けて裏切られ続けてきた)、ついにのような。残り試合数13になって、やっとの決断。遅きに失した感が満載です。
新井さんにはかつての二人の活躍が残像となって残っていて、力を発揮してくれるかもと期待していたのかな。客観的な進言ができないコーチ陣もどうかと思います。
かと言って、林や韮澤がスタメン起用されるわけではなく、いつものメンバー(いつメン)でスタート。よって、いつものロースコア。
大瀬良大地、5回4失点。3回、吉川尚輝の2点タイムリー、岡本和真の26号2ランで、負の連鎖が止まらない〜。
今週の先発。森下暢仁、九里亜蓮、床田寛樹、大瀬良大地の4人とも、誰一人6回まで投げ切れず、4失点から6失点と大量失点ばかり。この4人で勝てなくて、いったいどうしろと。
2回、坂倉将吾がヒットで出塁するも、牽制アウト。
3回、末包昇大にヒットが出た! と思ったら、大瀬良はバント失敗で併殺。冴えないこと続き。
そこに4回、秋山翔吾ヒット、矢野雅哉ヒット、小園海斗タイムリーで1点返す。今日も秋山と小園が連動して得点。でも、その後が続かない。
ノーアウト1塁2塁で坂倉と堂林翔太が連続空振り三振。し、進塁は〜。
それでも菊池涼介の内野安打で、満塁。ここで末包が打てば・・・空振り三振。末包の不調がチームの不調に見事に連動している。でも、一人の不調でこうなるカープの層の薄さよ。
6回、3点ビハインドで黒原拓未。こんなところで黒原出したくない。そんなこと続き。
7回、塹江敦哉。いきなり菊池が後逸。これは堀江にとって不運だったが、吉川にタイムリー、坂本勇人にタイムリー、オコエ瑠偉にも2点タイムリー。つごう4失点(自責ゼロだけど)。
競った場面で出てほしかったが、こんなところで出す投手のような内容になってしまった。
7回、代打・林晃汰が2塁打! いいぞ、林、見せてやれー。 秋山のタイムリーで2点目。
8回9回は長谷部銀次がイニングまたぎ、がんばりました。
巨人13安打で8点、カープ11安打で2点。点と点は刻印されても線にならない。
あの〜、CSは狙っているのですか? 私はそれより来季に向けてチームづくりしてほしい気持ちでいます。
選手一人一人には力を発揮してほしい。それを見たくて見続けている。けれど、チーム全体がどこに向かっていこうとしてるのか見えない。行き先が見えない試合を消化試合といいます。