9月14日(土)、阪神戦(甲子園球場)、4対3。サヨナラ負け。
6回無失点の森翔平を6回で降板させたとき、ちょっと胸がざらっとした。阪神打線は森を打ちあぐねていたのに。球数も86球、打たれたヒットも3本だけ。
才木浩人から珍しく3点取って、まさかこれで万全と思ったの?
いま一番頼りになるハーンが不在。(島内颯太郎と栗林良吏以外の)リリーフは出番が増えて疲れているのに、もっと大事に使ってほしかった。
9月11日、6回無失点、打たれたヒットは2本だけ、67球のアドゥワ誠をサッと降板させたときと重なる。その後、2点リードをひっくり返され、9失点で負けた忘れもしない巨人戦。
今日の打順は、1番以外はガラガラポンで決めたの?というくらい、ガラッと変わった。といっても、いる人で順番をあちこち移動させる方式。
1番・秋山翔吾(不動尊)
2番・坂倉将吾(新鮮!)
3番・堂林翔太(ん?)
4番・野間峻祥(えー)
5番・小園海斗(今日はココか)
6番・矢野雅哉(評価されすぎてない?)
7番・末包昇大(調子悪いものね)
8番・菊池涼介(この位置は相手には不気味)
今日は、ポンポン早打ちはやめて、才木にそれなりの球数を投げさせた。
前回、野間が4番だったとき、機能していなかったが、今日はハマったと言えなくもない結果になった。
4回、坂倉ヒット、堂林バントで送って(堂林のバントは菊池に次いで安心感)、野間の犠牲フライで1点先制!
5回、秋山・坂倉連打、堂林はまたもバントをしっかり決めて、野間セカンドゴロで2点目! 小園タイムリーで3点目!
3点の壁を越えることはできなかったが、才木から貴重な先制点と追加点は取れた。
かたや阪神打線は、ランエンドヒット失敗に盗塁失敗、うまくいかないときのカープのよう。
かたや阪神打線は、ランエンドヒット失敗に盗塁失敗、うまくいかないときのカープのよう。
阪神打線は森が降板して、逆に喜んだんじゃないだろうか。相手の嫌がることをしない人のいい(無策な)カープベンチ。
7回、島内颯太郎(8回じゃないんだ)。1週間ぶりの登板。栗林良吏ともども、登板が空きすぎてちょっと不安(ただでさえ今季は不安定)。
森下翔太にいきなりデッドボール(あぁ)。大山悠輔バントで送って、佐藤輝明ヒット。代打・前川右京フォアで、1アウト満塁。
ここで、森浦大輔に交代。しーまーうーちー。
また難儀な場面で尻拭いさせられる森浦。梅野隆太郎にフォア、押し出しで1失点。ここに来て、押し出しはカープのトレンドに。
さすがリーグいち、フォア獲得数が404とダントツの阪神。際どいところは見逃す。カープは最低の249、選球眼は武器ですよ。磨いて!
木浪聖也の打球を菊池がダイビングキャッチしてグラブトスするも、矢野が取りきれず、2点目が。12球団イチのカープが誇る二遊間で失点。
さらに代打・原口文仁の同点タイムリー。なおも満塁、近本光司ショートゴロ、中野拓夢空振り三振で、逆転は許さなかった。
今日はここまでノーミスで落ち着いた試合運びを見せていたのに。最近のカープ、デッドボールにフォア、押し出し、守備のエラーで落とすことが続いている。
ハーンがいない今、(島内より)頼れる黒原拓未が8回無失点。しかし、追加点はなく、同点のまま9回へ。栗林良吏は出さず、黒原がイニングまたぎ。
頼れる黒原といえど、イニングまたぎはざわっとします。無事切り抜けてくれることを願いつつ・・・フォアとデッドボールで1アウト1塁2塁。ここでもまたカープトレンドの負のループに。
最後、中野拓夢がセンター前ヒットでサヨナラ負け。
今日は森浦と黒原を責める気にはならなかった。1イニング集中して投げられる環境を作ってあげてほしかった。島内はしっかりしてほしいと思った。
森が7回続投したとして、勝てたかどうかは誰にもわからない。でも、明日の試合もある。リリーフは大事に使ってほしかった。
そういうカープベンチのマネジメント(見通し)のなさが今日の敗因だった気がした。
巨人がヤクルトに連敗しただけに、勝って差をつめておきたかった。
明日のDeNA戦、先発は常廣羽也斗。今季、即戦力で新人王を獲るはずだったプランは棚上げになったけど、やっと来ました、プロ初登板。
しかし、この優勝がかかった時期に(すでに取りこぼし気味ですが)、新人を初登板させるとは。今日も、球に力なかった大道温貴を落として、長谷部銀次を上げてきた。
この時期に経験の少ない投手を上げてくる思い切りはあるのに、野手は磯村嘉孝を上げたきり。6月22日以来、ノーヒットの田中広輔はベンチに留まったまま。やってることがチグハグ。プイ。