9月27日(金)、阪神戦(マツダスタジアム)、延長12回、3対2。
2対2の延長12回ウラ、村上頌樹がイニングまたぎ。
代打・野間峻祥が大山悠輔の悪送球で2塁へ。続く代打・末包昇大。
ここで打ったら劇的なんだけど。でもそう上手くは・・・行ったー。末包サヨナラの2塁打!
野村祐輔が今季限りの現役引退を発表。ショックでした。
そりゃ、もう少し長いイニング投げてもらえませんか、もう少しテンポよく投げてもらえませんかと思ったことはあった。でも、ずっと応援してた、待ってた。
野村は昨季は6登板、今季は2登板。昨年など勝ち数こそ1勝だが、防御率は1点台。それなのに、起用は少なかったという不思議。
9月になって先発陣が怒涛の大敗続き。こういうとき、野村を起用する手もあっただろうに、4本柱にこだわり、傷口が広がった。
田中広輔や松山竜平らは結果が出ていなくても1軍(今やっと2軍)。ベテラン野手には優しいのに、ベテラン投手にはそっけなかった。
もし今季、野村にもっと1軍登板の機会があれば、引退はしなかったかもしれない。逆に、1軍に置いてもらえるから、引退を決めない野手がいるという不条理。
1回、小園海斗と坂倉将吾の連打で、大竹耕太郎から2点先制! 大竹からの得点が大ニュースみたいになるカープ。
しかし、なかなか追加点が入らない。これは危ない兆候。7回、佐藤輝明の16号ソロで、大瀬良大地は黒原拓未と交代。
大瀬良は6回途中1失点、今日は試合を作った。2回、菊池涼介のジャンピングキャッチ、3回、秋山翔吾のジャンピングキャッチなど、バックも支えた。
中村奨成や田村俊介をスタメンに選んだが、あくまでも大瀬良の日は、會澤翼。点とる意志が相変わらず弱いカープベンチ。今日の球数かさむ配球にはイライラした。
追加点が取れずにいるうちに、8回、わたしたちのハーンが森下翔太に同点タイムリー。
9回、栗林良吏。同点に栗林を送り出して勝ったためしがない。これは延長決定のパターン。延長どころか、満塁劇場を見せられたが、ここは乗り切った!
10回、森浦大輔が三者凡退。
11回、島内颯太郎が抑え、12回もイニングまたぎ。これが裏目に出なかった! もらい勝利が多い島内、今日は正真正銘の勝利投手に。しかし、10勝目とは。たくさんもらわはった。
大瀬良が降板してからも會澤はそのまま。12回になってやっと代打を送った。
12回のはじめ、ベンチに残っていたのは、野間と末包、石原貴規と林晃汰。カープ的には豪華な方じゃない? 12回サヨナラ勝ちできたので、終わりよければすべてよし。でも、もっと早く代打を出して攻めて行ってもよかったのでは?
連敗止まったのは嬉しいが、阪神負けて、中日に勝った巨人はマジック1。
明日、マツダスタジアムでの胴上げだけは阻止してほしい。
「目の前で胴上げを見て、思い知るがよい」とも思もったが、やっぱり絶対いや。延命して。