2022年9月27日

最後まで変わらなかった


9月23日の阪神戦、ワンアウトもとれず途中交代した中﨑翔太は、翌日、登録抹消。遅いわ! 登録された時点で、こういうことが起きると不穏な気持ちしかなかったです。

でも、あの結果を見て、佐々岡監督が降格を決めたことに、いちおうホッとした(遅いけどもっ)。

一方、2回4失点のガッカリ投球だった大瀬良大地。佐々岡監督はさすがに次回の登板について明言しなかった。まだ日があるから、練習の様子などを見て考える、と。

そうそう、それでいいんだ、それで。で、大瀬良大地はいつ抹消されるのかと窺っていたが、一向に気配なし。


それどころか、昨日、大瀬良を10月2日の最終戦に登板させると明言。「自分が今年もエースとして開幕を任せたので。信用して投げさせます」(デイリースポーツ

ダメだ、こりゃ。9月23日、大事な試合に先発起用した時点で破壊力もったダメっぷりだったが、この期に及んでまだ大瀬良とは。佐々岡監督、想像を超える、類を見ない、ダメさ加減です。

信用とかじゃなく、コンディションを見て決めてほしかった。本当に選手のこと、見てないんだね。大瀬良と心中したいんだね。ファンが見たいのはそういうんじゃない。

オリンピックも国葬も、一度決めたことは変えない。そんな人たちに近いものを感じます。


それを容認するコーチ陣もダメダメだ。決定権は監督にあるとしても、それを説得できるほどの客観性を持った人はいないのか。

9月23日の阪神戦でも同じことを感じたけれど、もう今のカープベンチ、死んでますね。チームが勝つこととか、ファンの気持ちとか、どうでもいいんだ。

昨年の東京オリンピック・日本代表の舞台裏に密着した「侍たちの栄光〜野球日本代表 金メダルへの8か月」(NHK、1月8日放送)。稲葉監督・コーチ陣による最初のメンバー選考会議が興味深かった。

「この選手はぜひ入れてほしい」と、なぜその選手が必要なのか会議で強く説くコーチがいた。自分の意見を言うコーチ、言える雰囲気、いいなと思った。


「自分が今年もエースとして開幕を任せたので」と佐々岡監督は言うけれど、開幕投手を選んだときも、「やっぱりこの人、ダメだぁ」と思ったのを思い出した。

今年のオープン戦、大瀬良、森下暢仁、九里亜蓮ともに状態がよかった。大瀬良を選んだことはいいんです。

ただ、「2月中には決め、本人に通達する」といっていた佐々岡監督。2月14日にはもう大瀬良に伝えていたとか。大瀬良が大前提だったんでしょうね。

たしかに2月14日は2月中。でも、まだ開幕投手目指して、九里も森下もオープン戦に臨んでいたはず。これって出来レースみたいじゃないですか。

しかも、すでに大瀬良に決めていたこと、わざわざ言わなくていいのに。どんだけ人のモチベーションを下げるのに頓着ないの?

来季の監督について、今のところ何も話題にのぼらず。こわいです、続投だったら。平気でそういうことやりそうな球団だから。もし、そんなことになったら、来年、カープファンでいる自信がありません。
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