9月21日、阪神戦(甲子園球場)、4対10。またしても延長11回。しかし、最後の最後、阪神のエラーを皮切りに、怒涛の6得点。
森下暢仁と伊藤将司、二人とも立ち上がりから球数多い、テンポ悪い。CSかかっている試合に、二人ともしっかりせんかーい!という投球。
1回、森下、3連続フォアで満塁。佐藤輝明の2点タイムリーで先制される。1回でもう40球。大瀬良大地と九里亜蓮が不甲斐ない投球してる間に、しっかり投げてサッサと不動のエースになっちゃいなさいよ。それなのに。
しかし、伊藤も乱調。2回、坂倉将吾がソロ、小園海斗が2ラン、フォア2コ出して、満塁作って、交代。阪神は西純矢、出してきた。
ぴしっとしない伊藤からもっと点をとっておきたかった。この満塁も、マクブルームが犠牲フライで1点とっただけ。この勢いの悪さ、今日も厳しいかなと思えた。
森下、この後、持ち直すが、5回、菊池涼介の送球エラーで1失点。森下、5回3失点、ギリギリの仕事で降板。
今季の疲れがたまっているように見えた。規定投球回数をクリアしているのはカープでは森下だけ。奮闘してる。報われない登板も少なくなかった。
カープの中では図抜けて心技体のそろった選手。でも、ここまで止まりなのか? このチームで投げ続けている精神的な疲れもたまっているように感じてしまう。ここで先発らしい仕事をしてほしかったと望むのは酷なことなんだろうか。
6回、森浦大輔が梅野龍太郎にソロ打たれて同点に。森下の勝ちが消える。でも、打てない打線を思えば(併殺多い)、当然の結果。
この後、阪神リリーフ陣の見事なこと。ケラー、湯浅京己に手が出ない。
この後、阪神リリーフ陣の見事なこと。ケラー、湯浅京己に手が出ない。
でも、カープのリリーフ陣も踏ん張った。ターリー、矢崎拓也、得点許すまじ。矢崎が梅野のピッチャーゴロに素早くジャンピングキャッチしたのも素晴らしかった。
またケリがつかず、延長10回ヘ。湯浅が回またぎでビシーッと抑えれば、ケムナ誠も抑える。
岩崎優が抑えれば、松本竜也も抑える。プレッシャーのかかる場面での、佐藤を見逃し三振に打ちとった新人の伸びやかなストレート、ほれぼれしました。
11回は岩貞祐太の悪送球から、決壊したようにカープがタイムリーにつぐタイムリー。6得点で、まさかの勝ち越し。
11回は岩貞祐太の悪送球から、決壊したようにカープがタイムリーにつぐタイムリー。6得点で、まさかの勝ち越し。
最後、6点差で栗林良吏。今日は三者凡退でフィニッシュ。
クローザーとセットアッパーは似て非なるものかもしれないが、湯浅や矢崎のようなパワフルな連投を栗林には期待せず、適材適所で、1イニングをしっかり投げてもらえる状況をつくった方がいいと思う。
今日は勝った。でも、3位になるほどの底力はあんまり期待できない(いわんや優勝をや)。
DeNAの不調もあれど、巨人、くいさがってきた。
負けるのに慣れているカープと、勝つことへの執念出してきた巨人(そのわりには日本シリーズで2年連続ストレート負けとかしてるけど)。
その差がどうなるか、あとちょっとのお楽しみ。
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