9月22日、巨人がDeNAに負け、カープとのゲーム差が0.5に縮まった。
たとえばフィギュアスケートの競技で、応援しているスケーターのライバルが転倒したとき、応援してる選手が有利に傾いたことを少し喜びます。でも、競技前から、「転んでくれ~」と願うのはちょっと違う、嫌だなと思う。
そう言いつつ、ここのとこ、試合前から「巨人、負けてくれ」とストレートに思う日々。でも、それを願ってる時点ですでに負けてるような。
ライバルが負けてくれるのは小さなラッキー。でも、カープが勝たんことには。今日の阪神戦、カープ、打てるか。
先日、高校球界から「あそこにはウチの子は行かせたくない」と総スカンを食っている球団があるという記事を読んだ。(「FRIDAYデジタル」)
そんなタイトル聞くと、ヒヤッとする。カープのことなんじゃないかと。ホークアイは導入されたが、ずっと唯一トラックマンを取り入れなかった、けちんぼ球団カープのことなんじゃないかと。
おそるおそる記事を読むと・・・赤い球団でははなかった。青い球団、中日のことだった。
「選手が育っていない。みんな入団して数年経つと似たような、当てて転がして足と守備で稼ぐタイプになっている。選手が持っていた長打力を台無しにするような指導やチーム作りをしているとしか考えられない」という声が。
あれ? 選手が育っていないのは、カープにも当てはまるような。「コンパクトなスイングを」と、ちぢこまった指導をする打撃コーチも取り揃えてございます。
正隨優弥や林晃汰、末包昇大ら長打を期待できる選手も、2軍で結果を出しても、塩漬けのまま。
中村奨成を今ごろになって捕手一本で行かせると方針ブレブレの指導陣(指導してないのに)。もうプロ入りして5年立ってるぞ。選手の野球人生をなんだと思ってるの? ガルル。
9月23日の記事に、「どっちのチームが打とうが、ホームランはロマンである。ホームラン見てこそ、球場に来た甲斐があるってもんだ」という文章があった。
2017年七夕の夜、新井(貴浩)さんが神宮球場で打った逆転3ランなんて、まさしくロマン。
9月21日の阪神戦、森下暢仁が初回に2点先制されたが、2回、坂倉将吾がソロ、小園海斗が2ラン。ホームランバッターじゃない若い二人がすぐ巻き返したのは気持ちよかった。
スクイズや足をつかったプレーも魅力的。ホームランだらけの大味な試合はまた別の味わいになる。それでも、ホームランにはたしかに胸のすくような魅力がある。
「守り勝つ野球」を標榜する佐々岡監督ですが、点をとらないと勝てない。
ほぼ同じメンバーが1軍と2軍を行ったり来たりの状況がずっと変わらないのも、不満です。あと残り4試合も、慣れたメンバーで戦うんだろうな・・・。
ロマンのなかった3年の行方はどうなりますか。
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