2022年7月30日

もはやエースではない


7月29日、中日戦(マツダスタジアム)、対9。

大瀬良大地が先発の日は、「大瀬良か~」「頼りにならない」と気持ちが盛り下がる、今季はとくに。それでも、そんな気分を覆してくれたらと思うものの、また上塗りされる結果に。

1回、阿部寿樹の犠牲フライとビシエドのホームランで2失点。3回、ビシエドの2ランで、2失点。早々に降板。

佐々岡監督は後半戦開幕をエースに託したいと考えたようだが、今の大瀬良、エースの体を成してない。実況で「エース大瀬良」という言葉を聞くたび、薄っぺらく感じる。あだ名のような軽い響きにしか聞こえない。


「もはやエースではない」・・・これは2004年、ファンをガッカリさせる投球をした黒田博樹に対する地元紙の記事のタイトル。黒田はこの記事を切り抜いて、球場のロッカーに貼り、気持ちを鼓舞させたという。

大瀬良にも同じ言葉をおくりたい。だがしかし、その言葉を悔しいと受け止めて鼓舞する大瀬良の姿が今、想像できない。コンディションに問題あるんじゃないか? それに気づけないベンチって、なんなんだ?

新型コロナから徐々に選手が復帰しつつある中、大瀬良の入れ替えを考えてほしい(ずっとそう思ってた)。


薮田和樹は5回、3つもフォアを出して、2失点。三者凡退を見せた松本竜也も回またぎの8回、ビシエドの2ラン浴びる。9回、藤井黎來はフォア3つ出して、おまけに暴投で1失点。

しかも打線は、髙橋宏斗に7回までノーヒット。8回、小園海斗の2塁打が出たとき、スタジアムが安堵の拍手に包まれた。なんというレベルの低さ。

オールスターの第1戦を見たとき、牧歌的で物足りないものを感じた。それでも、楽しそうな選手たちを見ているのはいいものだとも思うようになった。

そらそうだ。こんな楽しくない試合見せられて。楽しそうに野球をしている選手を見たい。


先週の「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送 」(TBSラジオ)で、ナイツと直接電話で話ができるというコーナーにて、常連らしきアナハイム在住のリスナーが届けてくれた大谷翔平情報。

日本人に限らず、愛されてるという大谷君(そうだとは思っていたが、現地のファンから聞くと、いっそう響く)。エンゼルスの成績がひどすぎて、地元のファンからも勝てるチームに移籍させてあげたいという声が出ているほどだとか(私も森下暢仁を勝てるチームに移籍させたいと思うこと度々)。

でも、そんなチーム状況なのに、大谷はそれに引っ張られることなく、打つこと、投げること、野球することを楽しんでるのが伝わってくる。心技体がとびぬけているからなのだろうけど、ほんとにすごいと思う。

チーム状況が低迷すると、不調が伝染するように見えるカープの人たちを見ていると、どんな状況でも、そんなことにはかまわず、自分はゆるがずプレーする姿勢を見せてくれる強さを持ってくれたらと、しょっちゅう思う。
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