2020年11月5日

遠藤淳志、完投で締めくくる。投手に9回のマウンドはよく似合う。


11月4日、巨人戦(マツダスタジアム)。5対1で、遠藤淳志が完投。

立ち上がりに苦しむことの多かった遠藤が、先頭打者にフォアを出すも、無失点でスタート。

それからは、あれよあれよとゼロ行進。8回無失点。110球を投げていましたが、完封目指して9回も続投。

ウィーラーに2塁打を打たれ、岡本和真のゴロで1得点され、完封はなくなりましたが、9回125球を投げぬきました。

おそらく遠藤にとって今季最後の登板。立ち上がりの課題をこの日は克服して、9回4安打1失点。有終の美という言葉がぴったり。


終盤も終盤に来て、九里亜蓮しかり、遠藤しかり、森下暢仁は言わずもがな、カープの先発陣の充実ぶりは心に残るものでした。

故障者・不調者続出のカープ先発陣にあって、九里ともどもローテーションを守ってくれた遠藤。

裏を返せば、人材不足だったからこそチャンスを与えられ続けた側面もあるかもしれない。でも、ローテを守った。打線の援護も得て、こうして終われて何より。

なにかとイレギュラーなシーズンではあったけれど、遠藤、お疲れさまでした。


打線は、長野久義が大活躍。1回裏、フォアで出塁し、今季初の盗塁を決めた。意外。素敵。

7回裏にはホームランを、8回裏には2点タイムリーで、遠藤を気持ちよく9回のマウンドに送れた。

それにしても打線は入れ替えまったくナシ。

2軍の試合も終わり、マツダスタジアムに帰ってきて、小園海斗たちが引き上げられるのを楽しみにしていたのだが、なしのつぶて。ガッカリです。

消化試合を漫然とこなしているように見えて、もったいない。う~、もどかしい。


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