2025年7月15日

やれることさえやらず7連敗、DeNAに完封負け


7月15日(火)、DeNA戦(マツダスタジアム)、0

7連敗、今季13度目の完封負け

床田寛樹、8回1失点で負け投手になるなんて。8回、桑原将志の1号ソロ。この1発で決まってしまった。

今日もガッラガラが目に余るマツダスタジアム。DeNAの選手もこの惨状にびっくりしたんじゃないだろうか。

私は投手で見に行く派なんですけど、エース床田の日でもこんなだなんて。しかも、床田はがんばっていたのに。

これもお客さんの意志表示。球団もベンチも選手もわかってるかな。


昨年、下剋上で日本一になって、今年リーグ優勝すると息巻いてたDeNA。ずいぶん阪神に離されちゃって(どの口が言う)。

DeNAはマイナーを自由契約になった藤浪晋太郎と契約合意。元中日のビシエドとも交渉中。

藤波とビシエド、うらやましいかと言われたら微妙。やってみないとわからない。南場智子オーナーは「できることは全部やる」と。

リーグ独走中の阪神も、マイナー出身のハートウィグを獲得。投手充実でも手を緩めず。


田中広輔と入れ替わって昇格したのは二俣翔一。二俣上げるなら、上本崇司も抹消して、林晃汰を上げてくれればいいのに。

林が昇格したとして、すべてが解決するわけではないけれど、こんだけ点が取れていないのに、いまだに守備重視(もちろん守備も大事です)。2軍で振れてる選手との入れ替えすらしてくれない。

低得点が続いているのに、できることさえしないカープ。

そんなこんなしているうち3割台だった林の打率もジリジリ下がってる。いいとき逃すカープ、そんなんばっかり。


3回、モンテロが東克樹から2塁打! これがチーム初ヒット。行けー。二俣ピッチャーゴロ、ズコッ。中村奨成見逃し、う。

二俣は守備でがんばってた。7回には、DeNAベンチに飛び込んでサードファウルフライをキャッチ! でも打席では泥臭かった(いうてもまだ1試合目。ファビアンは4試合ヒットなし)。

途中まで完投ペースだった床田。輪をかけて球数少ない東克樹はマダックスペース。もうちょっと投げさせられないかな・・・。

7回、菊池涼介がセーフティバントを決める! も、ファビアン併殺崩れ。後も続かず、煮え切らない。


「(逆転して)勝ちをつけてあげたい」とか、「リリーフ陣を節約したい」とか、いっつも貧乏くさいカープベンチ。疲れが見えてきた床田を8回続投させた。選手を見るのが監督とコーチの仕事なのに、見てない!

案の定、桑原の決勝弾で試合が決まってしまう。継投していたところで、打線が点を取れなければ勝てないんだけど。

8回、末包昇大ヒット(代走大盛穂)、代打中村健人と奨成が連続デッドボールで、2アウト満塁。でもまた2アウトなのね。菊池セカンドフライで3アウト。んんん。


9回、ウィック(東のマダックス免れた)。ファビアンと小園海斗が空振り三振。今日いいとこなかった坂倉将吾が(あ、盗塁は刺しました)・・・センター前ヒット!

代走羽月隆太郎が2盗を決める。打席には大盛穂。だから末包に代走出すの早かったのにー。と言っていたら、大盛がライト前ヒット!

大盛も2盗を決め、2アウト2塁3塁でモンテロ粘ったが、空振り三振で3アウト。

やまない雨はない。でも、試合は自然現象じゃないから。人がやってることだから。今日も「得点」という壁を突破できなかったカープ。人災とも言えます。

2025年7月14日

「成績不振の山田になぜこだわる?」と高津監督に問う記事、新井さんにも聞いて


7月14日、田中広輔が登録抹消(やっと!)。

得点力不足で阪神戦と中日戦で連続3タテされてもなお、こ、これだけ? 7月11日の堂林翔太に続いて(遅い!)、ほんとに一人ずつ、ひとりずつ。

決断に時間のかかる、思い切ったことができない(=チームの将来像が描けない)新井さんらしいです。


アルファポリス」という出版社のサイトに、ヤクルトの高津監督への直球なインタビュー記事が掲載されていました。

成績不振の山田哲人、中村悠平の起用にどうしてこだわり続けるのか?」というファンの声に対して、どう考えているのか、と。

気持ちいいですねー、ファンが思っていることをシンプルに聞いてくれている。


高津監督曰く、「彼らの代わりの選手がいないんです」。えっ。

「打率2割前半の山田や、1割台の中村を使わなくてもいいんです。だけど、それにとって代わる選手も数字が低い」

「数字に表れるリアルな成績があまり変わらないのなら、少しでも勝利の可能性を高めるために、数字に表れないもの、例えばチームを引っ張っていってくれる選手、大きなミスをしない選手を使った方がいい」


嫌われた監督  落合博満は中日をどう変えたのか』によると、落合さんはこんなことを言っていたそうです。


スカウトには、「すぐに使える選手が欲しい。勝つための戦力を取ってくれ」と。

「現場のわがままを通させてもらった。でも、五年、十年先じゃなくて、来年の戦いに勝たないといけないんだ」と。

「不公平じゃないか、若いってだけで使ってもらえるのか? 今、うちにファームで三割打っている奴がいるか? ベテランにだって生活権はあるんだぜ?」とも。


キャリアのあるベテランはある程度、予想がつく・・・かもしれない。でもカープの場合、今の田中や會澤翼らが、勝つための戦力と言えるの?

新井さんにも、こんな具体的な質問をしてほしい。高津監督と近い答えが返ってくるかもしれないけど。

答えの中身より、そういう大事な(ファンが知りたい)ことを正面きって聞いてくれるメディアがいないことが不満。

地元メディアは聞かないでしょうね。そんなこと聞いたら、オーナーに睨まれるでしょうから(ツーン)。


2019年、コンディション不良で絶不調だった田中を緒方元監督が起用し続けていたとき、私が聞いた範囲では、それを批判するような声は地元の中継では聞こえてこなかった。

緒方さんの采配も異様だったけど、それに触れない地元メディアも異様に感じた。
 
安仁屋宗八さんなんか「連続出場続けた方がいいと思う」と言っていて、ダメだこりゃと思ったものだった。チームより選手個人が優先順位が上って、おかしい。


5月になって、田中の打撃フォームを見て、カープ関係者ではない山崎武司さんが実況で状態の悪さを指摘してくれて、やっと言ってくれる人がいたと思ったのを覚えている。

シーズン終盤になって、やっと緒方さんの選手起用について批評する記事を読んだ(もちろん地元メディアでなかった)。

田中の起用にこだわっていた頃から、だんだんカープがおかしくなった。フラットな選手起用がされていないのは、今も続いている。監督が代わっているのに、ヘン、ヘンです。

監督にはフラットな選手起用をしてほしいし、メディアにはフラットな記事を伝えてほしい。どっちもヘン。
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2025年7月13日

中日に3タテ6連敗、遠征中でも投手入れ替えるなら野手も!


7月13日(日)、中日戦(バンテリンドーム)、3
10回延長サヨナラ負け。

カープ6連敗。10連敗くらいしてる気分だったので、意外と少なかった(わけない)。

チャンスで点を取る確率は2分の1。毎回打てるとは限らないが、今日、中村奨成と末包昇大とモンテロは猛打賞カープ14安打、中日7安打

勢いの差なのか何なのか、サヨナラ勝ちで5連勝の中日が眩しく見えた。


ラッキーボーイに期待したが、佐藤柳之介4回2失点で降板。初登板のときのようにはいかなかった。

1回、2番田中幹也にフォア(カープの2番は羽月隆太郎。この両チームのいまどきでない2番打者観が似ていて、ちょっと引く)。

田中がスルスル2塁3盗。昨日、デッドボールの上林誠知に代わって、3番はブライト健太。上林も嫌だが、ブライトはブライトでこわい(パワー)。

ブライトと細川成也のタイムリ-であっさり2点先制される

でも、最終的に負けが消えてしまうのは、佐藤やっぱりラッキーボーイ? チームの勝ちにつながったら、ほんとのラッキーボーイになれたのに。


2点ビハインドの5回、栗林良吏。早めに仕掛けたというより、現在の大谷翔平のスモール版、投げながら調整みたいな登板に思えた。

6回、末包昇大とモンテロがヒット、菊池涼介の2塁打で2対2に。

2アウト2塁、まだ得点圏。もう佐藤も降板していた。會澤翼に代打坂倉将吾を送ってほしかったが、そのまま。

点が取れなかったとしても、その方が相手は嫌だろうに、なんか悠長カープベンチ(そういうとこ)。8回のチャンスで結局、會澤に代打坂倉出すのに。


同点になったことで、6回島内颯太郎、7回中﨑翔太、8回森浦大輔(大事に至らなかったが、また坂倉パスボール、あーあーあー)、9回ハーンが出動、延長戦に突入。

7回8回9回10回ともカープは得点圏。ファビアン、代打野間峻祥、末包、奨成がそろって凡退。

9回、ちょっとした見せ場が。羽月隆太郎が絶妙なセーフティバントで出塁。

2盗を決めたとき、田中と交錯。足を引きずって、治療のためいったんベンチへ戻るのだが、ベンチの階段を下りるのも辛そうだった。田中は悪くないのに、めちゃめちゃ心配そうだった(人としてまっとうだ!)。

羽月が戻ってきたときにはホッとした。が、ファビアン申告敬遠、末包サードゴロで出塁活かせずじまい。


ところで今日、滝田一希が登録抹消、松本竜也が昇格。リードでもビハインドでも出せる投手がほしかった。松竜はどうしたー? と思っていたところだった、よしっ。

・・・遠征中でも投手は入れ替えるんだ。なら、野手も!(こっちの方も切羽つまってるぞ!)

10回、昨日、のびやかな三者連続空振り三振を見せた遠藤淳志。ただ、昨日はビハインド。今日は同点のプレッシャーかかる場面。

今日ノーヒットの田中にヒット。ブライトのバスターエンドランが菊池の送球エラーで決まり、細川申告敬遠で、ノーアウト満塁。からのボスラー決勝タイムリー

負けのピースが一つ一つ嵌っていくこの感じはいったいなんなのだ。


先発投手には最低5回、できれば6回は投げてほしいという試合になった。いや違う。ヒットは出るのに決められない打線です。

そろそろ雨が降らないかな・・・みたいな感じになってきた。でも野球の試合は自然現象じゃないです。人が動かすものなので、雨ごいして待ってないで動かして。

来週、いい加減、野手の入れ替えしてくんないかな。なかったら・・・(考えただけでこわいこわい、それ終末期)。

2025年7月12日

方向音痴のカープベンチが選手の士気下げてる、中日に7対1で完敗!


7月12日(土)、中日戦(バンテリンドーム)、7

「これ、お客さんに見せる試合?」というのは今季何度かあったはずだが、今日のは一番そう思える試合だった。

まともに向かい合うのが不毛に感じて、ほかの用事をしながら、経過をぼんやりと知る(小園海斗の打席は見ます)。


昨日の8回、小園にバントさせた時点で(ああいうのはこれまでもあったけど)、かろうじてつながってた糸がプツンと切れた。

田中広輔や上本崇司、矢野雅哉らをスタメンさせていることもずっとその下地にあった。

こういうベンチのやり方(にもなってない)を見せられて、選手の気持ちも低下しているんじゃないかと思ってしまうような試合だった。

選手には、ベンチがどうあれ、あがいてほしい、いいプレーを見せてほしいのだけど、なんだなんだ。


玉村昇悟と佐藤柳之介、いま一番楽しみな並び。だったが、玉村5回5失点

1回、先頭打者の岡林勇希ヒット、上林誠知にデッドボールと、リズムが狂ってしまったんだろうか。細川成也タイムリー、佐藤龍世のショートゴロ、山本泰寛タイムリーで3失点

2回、ピッチャーの大野雄大にさえヒットを打たれる。途中出場のブライト健太タイムリーで4点目

3回、石伊雄太タイムリーで5点目。玉村5回まで投げて、自ら敗戦処理。

調子の悪い日はもちろんある。でも、こんな連敗中に。連敗ストッパーと称賛されるチャンスなのに、難しいな。


しかし、打線も響きあうように最低だった。まぁ、大野を打てないこと。ほぼ詰まったり打ち上げたり、まともなヒットがない。全盛期の大野ならまだしも・・・。

8回になって、途中出場の羽月隆太郎がやっとヒットらしいヒットを打った。

8回ウラ、滝田一希はいきなりフォアから2失点。もう、そういうのいいから。

大野は8回で89球。マダックスだけは阻止してほしいと思った9回、中村健人フォアからの、小園タイムリーで完封免れる


選手時代の新井さんは好きでしたが、もういつ途中解任してもらってもかまわないです。

球団はそんなことしないだろうけど。それどころか来季続投要請するかもしれないけど(だって佐々岡さんですら3年目に続投要請。あの2年間を見てそれをするとは、優勝放棄)。

昨年の最終戦、来季に向けて「痛みを伴う変革」宣言して、いま昔帰り。仮に来季続投になったとして、今季の最終戦、新井さんはまた同じこと言うつもり? もう信用されませんよ。ブレてること、気がついてる、新井さん?

就任したとき、「カープは家族」と言った時点で、まともな選手なら「ん?」と思ったことでしょう。


自立した選手なら、監督やコーチがどうあれ(お気の毒な環境ですが)、自力でいいプレーを見せてほしい。

でもね。他チームならスタメンに起用されるかどうか疑問の田中や上本がスタメンて。前に進む気持ちを削がれる。大島洋平ですら控え選手なのに、中日は。

中日の井上監督、遠目から見てる分には、けっこう監督としてトンチンカンな感じがしています。そんなチームにカード負け越しって、もう無力感でいっぱい。中日の選手、がんばってますから。

佐々岡さん時代からずっと言ってることだけど、せめて選手、しっかり! ですよ。

あっ。ファームのソフトバンク戦、カープ16安打で1対9で勝ってる。選手、入れ替えて!

2025年7月11日

森下また援護なく9敗目、先週のヒリヒリさ一転して諦観の表情


7月11日(金)、中日戦(バンテリンドーム)、2

やっと野手の入れ替え。堂林翔太が登録抹消。おひとりさまだけ? えーい、相変わらず腰重いな。

イラッとするが、一人ずつ、一人ずつでもいいから、力ないベテラン(by藤川監督)と振れてる若手を入れ替えて、景色変えてくれないかな。

中村健人が昇格。7番ライトスタメン。1軍にあげてもベンチに温めることが多いカープベンチとしては、珍しい。昨日、満塁で凡退した末包昇大と中村奨成をベンチに据え置いたということなのかもしれないけど。

健人はファームでホームラン4本(林晃汰は7本)。ヒリヒリしたもの見せてくれたら嬉しい。堅固な守備も。そして、あの大きな声で元気のないベンチを明るくしてほしい!


1週間前の巨人戦、山﨑伊織との投手戦で完投しながら、援護なく、8回ウラ、代打キャベッジのホームラン、それ一発だけで負け投手になった森下暢仁。

ベンチに下がって(自分への)怒りが収まらない様子にはヒリヒリするものがあった。まわりが近寄れない空気があった。

今日は絶対勝ちたいと思った。阪神にも3タテ、ノックアウトされたし。


2回、坂倉将吾ヒット、モンテロフォア、健人ショートゴロで、2アウト1塁3塁。今日、また8番に復帰の矢野雅哉はフォアで、満塁

森下は空振り三振。ピッチャーになんとかしてなんて、思わない。その前に野手よ、点を取ってくれないか。

球数少な目、順調に見えた森下、5回、ボスラーの5号ソロで先制される(またホームラン・・・

んが、5回ウラ、秋山翔吾の内野安打、菊池涼介バント、小園海斗ヒットで、1アウト1塁3塁。ファビアンは併殺崩れのサードゴロ、ヘッドスライディングで滑り込んで、同点に

今日はこれで、完封負け逃れるので精いっぱいだった。


7回、1アウト1塁2塁で、森下に代打なし。1週間前の巨人戦、チャンスの場面で代打を送らず森下を打席に立たせた。あのときは、それでいいと思った、でも、今日は少し風向きが違う。

1週間前と同じで、森下に勝ちをつけたかったのか、そのまま打席へ。森下に勝ちがついてほしいのはファンだってヤマヤマです。それより今日は点を取りに行く場面に思えた。

マラーの強い球をはじいてはじいて、森下、スリーバント失敗。秋山翔吾も空振り三振、無得点に終わる。シーン。


7回ウラ、森下は球数増え、満塁こしらえ、代打・板山祐が勝ち越しタイムリー

8回、菊池ヒット、ノーアウト1塁。小園がバントの構え、やめてー。

小園はバントを一発で決めたけど、小園にバントさせるなんて、最低。つまらない野球しやがって(プンスカ)。

阪神戦であんな惨敗して、なぁんも変える気がない。カープベンチの能天気さに言葉もない。結局、イラッとする結果で終わる。ロースコアで負け!


バンテリンのビジター席も、いつもより空席が目立って見えたのは気のせいでしょうか。

せっかく阪神が最下位ヤクルトに負けたのに、1ミリも近寄ることができず、重症。

森下、7回2失点。援護もなかったが、勝ち越された7回は決め球もなかった。

ベンチに下がった森下は、1週間前と違って、カッカした様子もなく、諦観しているように見えた。

そうもなるだろう、この打線と、この打線をキープするカープベンチを背後にかかえて。

阪神に逆転され3連敗、シーズン最終日、新井さんは何を言う?


7月10日(木)、阪神戦(マツダスタジアム)、
対6

阪神11連勝。巨人もDeNAもカープも阪神に3連敗。ゲーム差9.5。まだ何が起こるかわからないけど、もうシーズン終わったと思った。

昨日書いたことと同じ。ドラフトから、現在の選手起用に至るまで、勝てるチームづくりをしてこなかったから、当然の結果。

新井さんの来季続投があるかどうかわからないけど、もし今みたいな状態で終わったら、最終戦で新井さんはお客さんに向けてどんな挨拶をするんだろう。


昨年は、覚悟を決めたような面持ちで、こう言った。もう一度書く(何度でも)。

「来シーズンは様々なことが変化する年になると思います。来シーズンだけではなしに、その先のカープのことを考えると、変わっていかなければいけない

変わるということは、それとともに痛みを生じてくると思います。今年よりも来シーズンはさらに険しく厳しい道のりになると思います。覚悟と信念を持って、強いチーム、そして強い選手を育てていきたいと思います」

覚悟も信念も曖昧になって、力のないベテラン(by藤川監督)を1軍に何人も置いて、これからのカープのことも棚上げ。新井さんにとってそれは楽なのかもしれないが、険しい(逆方向の)道のりを歩いているように、私には見えます。


今日も8番田中広輔(サード)。矢野雅哉を外しても、やってることは同じ。結局、田中は今日も途中で代打を出される。打撃が期待できないのははなから承知でのスタメン。

だったら、2軍から振れてる選手を呼んで試してほしい。野手入れ替えなしで、同じメンバーでグルグル回して、最善尽くしていると思えない。

秋山翔吾が6月12日以来のスタメン。いまカープで一番ヒリヒリしたものを感じるのは、秋山。今日、打ってくれたらいいな。久しぶりにあの秋山のシニカルで大人なヒーローインタビューを聴きたいなと思っていた。


2回、佐藤輝明がまるで缶蹴りするように軽やかに、先制の23号ソロ。また昨日と同じ展開。

でも森翔平、その1点だけ。だけど新井さんは、森を6回で降板させる。昨日はリリーフの負荷を減らしたいと、大瀬良を7回続投させたのに。

6回ウラ、1番の大盛穂がヒット、小園海斗とファビアンが連続フォア、2アウト満塁で、伊原陵人をマウンドから引きずり下ろす

昨日の大竹耕太郎のときと同じパターンには持ち込めた(カープ負けてるけど)。


桐敷拓馬が坂倉将吾にデッドボールで1対1、同点
に。ん? 7月8日の1戦目で、満塁で押し出しの1点しか取れなかったゲームの再現になるのか?

ならなかった。秋山の2点タイムリーで、1対3、逆転!

伊原、勝ちが消えて唖然(カープの投手はこういうのしょっちゅう、たまには経験しなはれ)。森には笑みが。

モンテロフォアで、なおも満塁。田中の代打・末包昇大は初球サードゴロで終わり。すーえーかーねー。


秋山のヒーローインタビューが見られる展開にはなった。でも、私たちは知っている。そうそう願った通りに終わらないことを。

7回、島内颯太郎が、フォア、モンテロのグラブはじくアンラッキーな内野安打、糸原健斗の犠牲フライで3対2に

なおもフォア、中野拓夢タイムリーで、同点に。しーまーうーちー。

あと1アウトというところで、森浦大輔に交代。こんなところで森浦出さなきゃいけないなんて。その森浦も、森下翔太に勝ち越しの2点タイムリー、佐藤にもタイムリーで、3対6。阪神5点のビッグイニングに。

こんな日もあるとわかっちゃいるが、珍しく一度逆転した日に、オールスターの初出場も決まったばかりの自慢の中継ぎ二人がそれをかき消す連続失点。


8回、ファビアン、坂倉将吾、秋山翔吾が石井大智から3連打。素晴らしいのに、コツンコツンと単打単打で決められないもどかしさ。

1アウト満塁、モンテロ、空振り三振。代打・中村奨成はサードファウルフライ。末包が凡退したとき、なんで奨成出さないんだと思ったが、奨成も凡退。2度の満塁のチャンスで点が取れないんだから、負けても驚かない。

4月下旬から5月にかけて7連敗したとき、會澤翼、野間峻祥、堂林翔太らが声をかけて、選手だけでミーティングしたという話があった。

そのとき、「やるのは選手だから頑張っていこう」という声も出たそうです。

また、声かけあっているだろうか。このままズルズルいかないで、集まって集まって。早くもシーズンの終わりを感じさせるけど、選手には最後まであがいてほしい。
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2025年7月10日

また大竹に負けリフレイン、変わらないカープ、止まらない阪神


7月9日(水)、阪神戦(マツダスタジアム)、
対3

阪神10連勝。カープは大竹耕太郎に通算12敗目。そら、そうなる。点を取って勝つチームづくりしてこなかったんだから。

阪神は、1番近本光司、3番森下翔太、4番佐藤輝明、5番大山悠輔がみなドライチ。攻撃的打線のしっかり主力。

カープも、1番野間峻祥、2番中村奨成、4番小園海斗はドライチだけど、点取り屋の数で負けてる。


今日、遠藤淳志が昇格、岡本駿が登録抹消(癒し系が~)。また投手の入れ替えのみ。

ルーキー岡本は開幕から1軍スタート。疲れも出てるはず。ここらで休ませるのはいいかもしれないけど、困ったときの岡本みたいに酷使されていたのが気になる。

夏は投手の疲労が増す時期。だぶついてる守備要員を下げて、投手を増やしたら?

いや、チマチマしないで、守備要員を数人まとめて、振れてる打者と入れ替えてほしい。なのに何にもしないまま時が過ぎてゆく。

矢野雅哉がスタメン外れる(何をするのも遅すぎる!)。

代わって8番に田中広輔・・・。結局、田中は7回に代打を出される。それも上本崇司、似たり寄ったりな。林晃汰を呼べー!(怒号、みなさんもご一緒に)


大瀬良大地、1回、近本光司は3球で空振り三振。森下翔太は見逃し三振。いいスタート切った。

ように見えたが、2回、佐藤輝明に先制の22号ソロ

佐藤がドラフト指名されたとき、すごそうなの来た!と思った。でも、それなりの結果は出していたが、思ってたほどでもなかった。5年目の今、本領発揮という感じ。くぅ。

大竹をいい加減打ち負かしてほしいが、仮に打てたとして、それ以上に打たれそうな阪神打線。


2回、坂倉将吾と菊池涼介の連続2塁打で、同点に! 希望の淡い光が一筋。菊池が巨人戦以来、好調。でも、結局、この1点で終わった。

3回、近本ヒット、からの2盗。中野拓夢の打球をモンテロがダイビングキャッチ!も、大瀬良ベースカバーに遅れ、2アウト1塁3塁。

中野も盗塁決めて、スルスル、スルスル、坂倉フリーウェイ。

もし坂倉がFA移籍したとして、移籍先では捕手として起用してもらえるんだろうか。守備が心配です(WBCも心配です)。

森下、申告敬遠。佐藤のセカンドゴロで阪神が2点目


6回、ファビアンと小園海斗が連打、2アウト1塁2塁。ここで、ついに大竹をマウンドから引きずり下ろしたー(カープ負けてるけどな)。

大竹、悔しそう。しかし、湯浅京己に、モンテロ空振り三振。

大竹続投していても、勝ち目があったかどうかはわからないが、早めの手あてでシャットアウト。対照的だったのが、カープベンチ。


108球の大瀬良は7回続投。近本から始まる4巡目の打順。どう考えても、分が悪い。近本ヒット、中野バントで送って、森下タイムリーで、3点目

打たれる(かもしれない)前に交代させる阪神と、打たれてから交代させるカープ。

リリーフ陣の負担を減らしたいから続投させたのだろうけど、そういう貧乏くさい計算(にもなってないわ!)するから、裏目に出る。それなら投手枠増やして負担減らして!(だぶついてる守備要員減らして!)

中﨑翔太が今日もナイス火消し。


8回、石井大智から、代打大盛穂がセンター前に2塁打。久しぶりに爪痕残した。

野間ゴロで大盛3塁。最後のあがき見せてほしいところで、奨成の代打・末包昇大とファビアンは連続空振り三振。ファビアン粘って見せ場作ったが、阪神バッテリーが1枚上手だった。

今日もスタンドでシャッター商店街のような空席が散見された。昨日より300人ほど少なかったお客さん。

天候のせいもあったかもしれないが、負ける確率高い大竹の投げる日に見たいお客さん、少ないでしょう。

覆してくれるのを見たかったけど、またダメだった。こんな状況でも、カープベンチはなんにも変えるつもりがないんだから。