7月4日(金)、巨人戦(東京ドーム)、1対0。
2試合連続完封負け、今季12度目の完封負け。カープ、ヒットは3本だけ。
森下暢仁と山﨑伊織のヒリヒリした投手戦。森下のヒリヒリした表情を久しぶりに見た気がした。
交流戦で日ハムの伊藤大海と投げ合ったときもだったが、防御率1位の山﨑に「絶対負けたくない」と思って投げていただろう。
それに比して、ヒリヒリ感の足りないカープ打線、ヒリヒリ感がまったくないカープベンチ。
今日、一番ヒリヒリした打席が、8回、森下の打席だったというのはどういうこと?
0対0の8回。モンテロ、ファウルで粘るが、11球目のきわどいところを見逃し三振。
矢野雅哉は2塁打。1アウト2塁で、森下、そのまま打席へ。
野間峻祥が準備していたが、ここは代打を送るのがセオリーかもしれないが、森下を山﨑より先にマウンドから降りさせたくなかった。
野間峻祥が準備していたが、ここは代打を送るのがセオリーかもしれないが、森下を山﨑より先にマウンドから降りさせたくなかった。
森下も粘る。事は起こりそうで、起こらなかった。11球目を空振り三振、2アウト。投手なのに、なんだ、このドラマチックな打席は。
中村奨成、当たりはよかったが、中山礼都に好キャッチされ、3アウト。惜しかった。
山崎、8回無失点、126球。疲れは見えていたけど、崩れなかった。防御率1位だけのことはある。
でも、森下の方がスタミナはある。そこは信頼があったが、8回ウラ、代打・キャベッジ。
えっ、キャベッジ、いたん? 6月不調だったとのことだけど、キャベッジがいたとは・・・。3球目、甘く入ったところを振り抜いて、8号ソロの決勝弾。この1打だけだった。
9回、大勢。マルティネスと大勢、ダブルスッパーとはこのこと。三者凡退で終わり。
しかし、最後の最後、今日も2番の田中広輔に代打なし(噴火!)。
だいたい、昨日完封負けしたスタメンと同じ。ベンチの思考が凪状態。2番田中って、いつの時代の野球なんだ?
昼間のファーム、オリックス戦、林晃汰が由宇にいる。やっぱり入れ替えなし。やっぱり何も変える気がない。
「役割的なところを考えると、今、晃汰を上げても使ってあげることができない」と、新井さんはファームでの林の成績を知りながらも、林の昇格を見送った。
キャベッジが出てきたとき、カープベンチとの違いを見せつけられた。野間や秋山翔吾じゃ、こうはいかない。いわんや、堂林翔太&上本崇司をや。
一発のある林を代打で使う手だって、あるんじゃないだろうか。
今日はビジターとはいえ、スタンドがお客さんでぎっしり詰まっていて、昨日と違って集中して試合を見ることができた。
この光景と比べると、昨日のマツダスタジアムのガラガラっぷりは、まるでホラー。寒かった。ゾッ(まだ忘れられない)。