先発の野村祐輔が8回104球を投げて、1安打無四球のパーフェクトなピッチング。
このまま野村の完封勝ちを見たかったのだが、8回を終えてベンチに戻った野村、佐々岡コーチに言葉をかけられ、えっ?という表情。緒方監督と佐々岡コーチと握手して、ここまで。
野村も最後まで投げたかったと思うのだが。リリーフ陣を休ませたい先発としての心意気もあったはず。
次回の登板を見越しての判断のようで、いたしかたないとしても、野村のモチベーションはどうだったのだろう。
4点リードながら、9回はまたしてもフランス。連投の疲れもあってか、1点とられ、完封勝ちとはならなかった。フランスアにとっても、後味はよくない。選手のモチベーションはどこふく風、の采配は続く。
1点を先制した4回のダブルスチール。5回、バティスタの3ラン。打線の見せ場はこの2つだけだった。
ほかに見せ場となるはずだったところで、大きなチャンスを3度逃した。
4回満塁の場面では小園が凡退。5回2塁3塁の場面では安部友裕が凡退。
6回、小園が初死球で出塁。野村がきっちりバントを決めて(こういうところも野村、素晴らしかった)、西川龍馬がフォアで2塁3塁のチャンスも、菊池涼介とバティスタが凡退。
いつ流れがDeNAに渡ってもおかしくなかったところを、野村がふみとどまってくれた。
2回、ロペスのヒット以外はほぼ三者凡退。5回、小園海斗のエラーで走者を出すも、あとはきっちり討ち取り。7回、ロペスに粘られるも7球目をゴロで討ち取り。しびれました。
ともあれ、DeNAに勝ち越せたことは大きかった。首位の巨人とはつかずはなれず。トップランナーの後ろにきっちりついて、離されないように。
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●ジョンソン、ストレート発言続く。