2019年7月31日

頂上決戦くらいのつもりで意気込んでいたのに、このお試し&捨てゲーム的な采配は何?

7月30日、巨人戦(東京ドーム)。

9連勝して、巨人と5ゲーム差。この3連戦の直接対決は、さらに差を縮めるのに持ってこいのチャンス。

そこに山口俊 vs. モンティージャと聞いて、なんだこのノビノビ感は。

相手にとってモンティージャはほとんどデータのない初もの。はまるか、はまらないか、イチかバチかの奇襲作戦?

そういうチャレンジも面白いし、大歓迎。しかし、ファンとしては頂上にのぼるための決戦くらいの気持ちでいたので、ここで出してくるのかと、ちょっと意外な感じもあった。もちろんファームでの好成績から抜擢されたのだろうけれど。

こういうのは、ゲーム差に余裕があるときとか、シーズン終盤の大勢が決まったときに積極的にやるといいと思うのだが。いつも、そういう状況でさえ、思いきって若手を起用するでもなく、固定したメンバーを使うのが常の緒方監督なのに、これはどうしたこと?

モンティージャは2回3失点(自責点は2)で途中降板。結果としては、はまらなかった。初めての1軍での登板、しかも相手はエースとくれば、こういうこともあります。予測済みとも言えます。



しかし、この後のリリーフ起用にもちぐはぐ感が。

6回、一軍復帰した中村恭平がやっと登板。まだコンディションがよくないのか、いきなりホームラン、死球、連打にフォアで、3失点。昨年の恭平になっていた。

先日のヤクルト戦のリードした場面で登板させて、様子をみるチャンスは2度もあったのに。結局は、せっかく休めるチャンスだった投手を使い果たすという、このプランのなさ。意味わからない。

8回、西川龍馬がソロ、松山竜平が3ランを打って、2点差に詰めよった直後に、島内颯太郎を続投させたことも、謎。

いい球を投げる投手かもしれませんが、ここぞの場面でまだ信頼のおけないイメージ。ベースカバーに送れるという凡ミスも繰り出し、1失点。これは盛り下がった。

まだ信頼のおけない投手にもチャンスを与えるのは大事なこと。

ただ、いつもは点差があっても、安心できる勝ちパターンの投手を連投までさせるという用心ぶりなのに、逆転の流れをつかみそうな、ここぞという場面でそういうカードを切らない。



逆に、リードされていても巻き返そうと勝ちパターンの選手を繰り出しては疲弊させているのを見るたび、ときには負けを見越して、次につなげる采配を取ればいいのにと思うこともある。

それを思うと、あえて無理せず、2戦目、3戦目を見すえて温存した采配だったのか? もしそうだとしたら、それはそれで緒方采配の変化と思えなくもなかったが、ゲーム差を一気に縮めるチャンスの3連戦、一つ一つ勝ちにいく姿勢が見えなかった。

7回に代打に送った坂倉将吾をそのまま捕手で起用したのも意外だった。常日頃、坂倉にもっとチャンスをと思っていたけれど、こういうゲームに限って、チャレンジしてくるのかと。

そもそも、巨人の山口が投げづらい打者である會澤翼を先発に選んでいなかったことも、ちぐはぐに感じる一つだった。

1点でも取りにいきたいゲーム。7回の代打に野間峻祥、9回には田中広輔を送ったことも、勝つ気がある采配と思えなかった。

相手先発が右投手だから左打者。と、かたくなに安部友裕を先発させるセンスも相変わらず。ラッキーボーイ的な好調さも持つ三好匠を控えにしておくのはもったいない。かと言って、山口から左投げの中川皓太に変わった8回、安部の代打に三好を送ることもせず。

選手は頑張っているのに(西川、よく打ちました!)、ベンチに勝ちに行く熱を感じないゲームだった。

楽天に移籍した下水流昂が日ハム戦で決勝打になる2ランで、勝利に大貢献。ベンチでハイタッチする下水流の笑顔(浮世絵〜)を見られたのは、今日の喜ばしい出来事でした。


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