2019年8月29日

なんで野間峻祥がスタメンに? 勝つ気あるの?

8月28日、巨人戦・第2戦(東京ドーム)。

1回に菊池涼介が、3回に西川龍馬が菅野智之からソロホームランを打って、2点リード。

2本のホームランで先制したのは、第1戦と同じ展開。だが、このままで勝てると思うな。

先発の野村祐輔は際どいところをついて、フォアを連発。フォアを出しても、第1戦のジョンソンのように抑えてくれたらいいのだけれど。

4回に、亀井善行にタイムリー、坂本勇人に2ラン、岡本和真にソロを打たれ、4失点して5回で降板。

野村は序盤、調子よさそうだったが、突如打たれ出す。

野村は九里亜蓮同様、やってくれると思わせてくれる日もあらば、途中からポカポカ打たれだして信用ならないと思える日もあり。

信頼度では、ジョンソン、床田寛樹、大瀬良大地に及ばない。



直後の6回、1塁2塁のチャンスで野間峻祥が凡退。

というか、なんで野間が6番にいるの? スタメンなの? スタートから守りに入っていて、首位の巨人に勝つ気でのぞんだしわざとは到底思えない。

6回、菊池保則は亀井に2ラン打たれ、6対2。リードは4点差に。

7回、代打の坂倉将吾がヒットで出塁、西川も続き、1塁3塁のチャンスを作るも、菊池が凡退。

投手陣も気前よく打たれたが、野手陣も点を取れなかった。いつも1〜2点先制して安心してるんじゃないだろうな? といぶかるほど、追い込んでいく迫力を感じない。

毎度のごとく、なけなしの先制点を守って逆転されるゲームを経験してるわりに、もっと点を取っとかないとという危機感を感じない。

2対6で逆転負け。細い糸で持ちこたえていた首位への希望も、これでひとつ、気持ちが切れました。



3連覇したときは選手の頑張りに隠れてあらわにならなかったけれど、今シーズンの緒方監督の采配は、偏った選手起用を筆頭に、「人災」とも言える、ひどさ。

たとえば、セ・リーグで最下位のヤクルト。シーズン前半、16連敗したこともあった。

選手の不調などはあったかもしれないが、小川監督が理不尽な選手起用をしたとか、「人災」とも言えるようなまずい采配をしているようには見えないのだが。

その球団を見続けているファンの人たちには、それぞれチームの方針や采配に思うところはあるだろうけれど、緒方監督ほどあからさまにおかしな采配(選手起用)をしている監督がいると思えないのだが。



「首位の巨人をここで3タテ!」計画は、あっけなく崩れました。

当たり前だ。これまでいくらでも打てる手があったのに、8月末になって急に宿題をやり始めた子どもと一緒のカープベンチ。

大量リードした場面でも、遠藤淳志やフランスアを不用意に使い続けて疲弊させたり、ここ一番のゲームでモンティージャを先発起用したり(2戦とも3回まで持たなかった)。

それ、いま、必要? そんなちぐはぐな采配が目に余るほどあった。

今日も長野久義の出番はなかった。昨日の長野が代打で登場したときの大歓声を思い起こすと、東京ドームのお客さんに、長野の打席を見せてあげられたらよかったのにと思った。

代打はめぐりあわせもあるし、そんな日もあるだろうが。だがしかし。

昨年は、新井貴浩の引退が決まった後、ここ、新井さんでなくていいのでは? と思える場面でも、まるでファンサービスを優先するかのように新井さんを代打起用するウェットなシーンが何度もあったのに。

子どもが夏休みの宿題をさぼったって、いい。でも、プロのチームを預かる監督が、仕事をまっとうしていないのを見るのは、頭が噴火しそうです、ボッ。ボッ。


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