8月13日(日)、中日戦(バンテリンドーム)、2対1。延長10回、サヨナラ負けで6連敗。
柳裕也が9回まで無失点。まさかそんな・・・と思いながら、ほんとに9回までノーヒットで来てしまった。
カープが出塁したのは三度だけ。1回、小園海斗が龍空の悪送球でエラー出塁。それを進塁させられない野間峻祥。上本崇司デッドボールで1塁2塁も、併殺の西川龍馬。
あとは7回と9回、野間がフォアで出塁しただけ。ノーヒットノーラン達成したいなら、カープおすすめです。
そういう中日も、3ヵ月ぶり1軍登板の遠藤淳志から、ヒット4本で無得点。2回と7回には、高橋周平が併殺。
床田寛樹と森下暢仁でも勝てなかったカープ。いっそ応援に妙な力が入らない遠藤のようなときに勝たないかな。
昨年4月、柳と投げ合い、得たものがあった遠藤が7回無失点(87球)と予想を超える好投。先発投手の大量失点は、ついに止まった。が、貧打は止まらない。
柳と遠藤の投手戦以上に、やっぱり貧打戦。先発がこんなに好投しているのに、お互いやれやれですなと、中日ファンと言葉を交わしてるような気分になる。
8回、栗林良吏が三者凡退。
9回、もちろん柳が続投。カープは代打・田中広輔。
んーと、坂倉将吾や松山竜平は走者がいる場面で出したいでしょうけれど、ここで田中が何かしてくれるとベンチは思っているのか。勝つ気あるのか。ここはサークルか。柳のノーヒットをわざわざをアシスト。
9回ウラ、島内颯太郎が上位打線を三者凡退。緊迫は続きます。
10回、マルティネス。昨日に続く連投、ここになけなしの勝機があればと思っていたら、2アウトから堂林翔太が6号ソロ。鉄壁のマルティネスが今季初失点。
カープファンに、なんというドラマをプレゼントしてくれたか、堂林。
でも、まだわからない。と気を引き締めていたら、ほんとにわからないことになった。
10回ウラ、矢崎拓也が先頭打者の石川昂弥に同点ソロ。
うー。と、うなだれるまもなく、次の宇佐見真吾に逆転ソロ。柳を援護できなかった罪滅ぼしのような連続弾がいまごろ。矢崎、今季初黒星。
柳のノーヒットノーラン達成というドラマは逃したけれど、一転して、中日ファンにとってドラマチックな結末になった。
この日のお立ち台は4人と大盤振る舞い。
25試合連続安打で球団新記録の岡林勇希、21歳。同点ホームランの4番・石川、22歳。
逆転ホームランの宇佐見。シーズン途中から中日に移籍。いい選手、とりましたね。カープから見ると、まぶしい尽くしです。
そして柳。勝ちのつかなかった投手はお立ち台に呼ばれないものだが、今日の柳をちゃんと上げる中日の広報担当者、グッジョブ。
連敗はいつかは止まる。負けが続いても暗い顔をしたり、会見拒否なんかしない新井さんのそういうとこは、いいなと思う。
でも、監督の一番の仕事はどの選手を起用するか決めること。監督が変わったとき、新しいアプローチをしてくれるんじゃないかと、そのことを一番期待した。
が、佐々岡さんが新井さんのお面をかぶっているんじゃないかと思うような采配がたびたび。
上本3番、菊池涼介5番とか、打線というより、出席番号みたいな単なる順番のように見える打順。
今日など、20代の選手は小園とアラサーの西川だけ。ベテランがバリバリ活躍しているならまだしも、1安打。
延びしろがない。次のカードもこんな感じだったら、奮闘している投手陣が気の毒。選手を入れ替えてくださらんか~。