4月10日、阪神戦(甲子園球場)、0対1。投手戦を制して、遠藤淳志1勝目!
阪神先発・ガンケルと遠藤、ともにテンポのいい投球で、試合が試合が進むくん。前回の登板に続いて、遠藤のフォアがゼロだったことに驚いたが、今日は両チーム、リリーフ陣も含めてフォアがゼロ。
得点は、2回、マクブルームのホームランのみ。これがまさか決勝打になるとは。マクブルーム、ありがとう!
前回の登板、4月3日の中日戦、柳裕也と投げ合ったゲームも1対0。このときは柳が完投して投げ勝った。
試合後、遠藤は「柳さんは抜けた球がなかった。投げ合えたこともいい経験だった」と話していた。この経験は遠藤を成長させる確信があったのだけど、期待以上の投球をしてくれた。
昨年や一昨年のカープなら、僅差のゲーム、先発投手がいくら好投していても、待てど暮らせど、あまりの打線の援護のなさに根負けして失点するパターンが少なからずあった。
でも、遠藤、今日の1点リードのゲームでも、前回の1点ビハインドのゲームでも、淡々と(でも熱々な)投球を続けた。崩れなかった。感動した。
しかし、スタメンに、いま勢いがあるわけではない長野久義と田中広輔のベテラン二人。得点の香りがしない。
田中は昨日、初ヒット。かたや小園海斗は絶不調。田中が結果を出せば入れ替えもあるよ、かと思ってしまったくらいだ。 若い末包昇大など、もっと使って育ててほしいのだが。
完投もありかと思われた遠藤、7回ウラ2アウトとったところで、塹江敦哉に交代。どっちに転ぶかドキドキするパターン。
近本光司の打球を小園海斗がダイビングキャッチして3アウト! 小園、今日も(昨日も)ノーヒットだったけど、守備でピンチを救った。
9回ウラ、栗林良吏。中野拓夢にヒットを打たれ、ワイルドピッチかパスボールか、中野は2塁へ。ヒー。
マウンドに集まった時、坂倉が「絶対に止めるんで僕を信じて投げてきてください」と言ったそうだ。(「スポニチ」)
その後、栗林は腕を振る振る、坂倉が止める止めるで、遠藤に1勝をプレゼント。坂倉将吾~。パスボールの権化みたいだったのに、よく言った。坂倉、自分で自分を育て中。これ積み上げて、もっとスタメンマスクかぶってほしい。
手負いの虎相手とは言え、僅差を勝ち取ったカープと遠藤の成長の感慨にふけっていたら、そのとき、千葉 zozoマリンスタジアムでは大変なことが起きていた。(つづく)
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