2022年6月27日

秋山翔吾、いまのカープのこと知ってるかーい?


朝、ラジオをつけて、秋山翔吾がカープ入団を決めたというニュースを聞いて、「マジか?」。てっきり西武と思ってた。

秋山のことは好きだったので嬉しいけれど、ホームランバッターは~?

パ・リーグ、メジャー、マイナーと、カープ以外の場所を経験してきた選手が入るのは、いい影響がある気がした。とくに監督・コーチ陣は外から来た人が少ないムラ社会なので。

それに、飯田哲也さんがソフトバンクの3塁コーチャーをやっていたとき、「秋山は、投手と打者の特徴・データを頭に入れ、こういう流れになっているときはこのポジショニングで、と予測して野球している感じがした」とほめていた。

そういう姿勢をカープの選手が学んでくれたらいいな。


同時に、いまカープには、中村健人や中村奨成、末包昇大ら、期待している若手がいる。ケガで離脱しているけど、西川龍馬だっている。

奨成はいまだ、外野手で行くのか、捕手なのか、ベンチが行き当たりばったりの中途半端な起用。選手の野球人生をなんだと思ってるんだと地面を踏み鳴らしたくなる。

外野手としてのセンスも感じるだけに、秋山の加入で、さらに出場機会は減るとしたら、もったいない。健人も、末包も。

正隨優弥はこの後、1軍でプレーする機会があるんだろうか。だいたい、安部友裕は2軍で4割の打率をあげても1軍から声がかからなかった。いったい選手にどんなモチベーションで野球をしろというんだ。こんな球団て、ある?


秋山がカープを選んだ理由のひとつ、「西日本に住むのもセ・リーグという環境も初めて。米国という知らない場所に飛び込んでいった時のような、新しいことを知りたいという思いがある」には、好感もてた。(「スポニチ」)

西武ファンへの配慮もあったのかもしれないけど。カープだとレギュラーとりやすいと思われてるのかなという気もしないでもないけど。

長くプレーしたい気持ちがあって、3年契約にも心が動いたとのこと。ソフトバンクは倍以上の金額を提示したらしい。お金じゃないというところは秋山らしいのかな?(プロたるもの、お金も大事です)


鈴木球団本部長から「カープの大きな財産になる」と言葉をかけられたこと、2000安打のことを気にかけてくれていたことにも心動かされたとも。

それを「広島の誠意に心動かされた」という記事にしているところもあった。この佐々岡体制を続行してファンを失望させている球団に「誠意」って言葉、似合わないけどな。

監督に向いてない人を3年も置いて。ほんとなら、監督自身がそのことに気づいて退くのが筋だが、あのお方はポ~っとされているので。恥さらしみたいなことさせて平気な球団に「誠意」って言われても。

三連覇に貢献してくれたジョンソンや今村猛、将来ある藤井皓哉を切り捨てたり。選手はいつか球団を去るもの。でも、選手へのリスペクトを感じない切り方する球団のどこに誠意があるんだか。

6月26日、ソフトバンク・日ハム戦の中継(NHk)で、解説の大野豊さんが、「藤井は(今季の)ソフトバンクのMVPだと私は思っています」と言ってくださっていた。

元カープの選手ということで、気にかけてくださっているのかな。嬉しかった。この日もポーカーフェイスでキレッキレの球を投げ、無失点に抑えていた。藤井はカープを自由契約になってこその今がある。ソフトバンクでたっくさん年棒もらってね。


秋山は、「アツ(會澤翼)、キク(菊池涼介)、(田中)広輔と、侍ジャパンで一緒に戦った年の近い野手陣がいる。客観的に見て、いい雰囲気だなと思っていました」とも。

えぇ~。菊池はともかく、田中はいま2軍ですよ。會澤は正捕手と呼ばれているけれど、・・・。秋山、アメリカに渡っちゃったから、三連覇時代のイメージのまま、情報がアップデートされてないと見た。

今のカープのことなんて知らないでしょう、きっと佐々岡監督の惨状なんて。選手間の雰囲気はいいと思いますけども。

どっちにしても、始まってみないとわからない。

いいプレーを見せて、チームに刺激と活気を与えてくれたら嬉しいし、コンディションよくなければ、若い選手に出場機会が増えるし。喜ぶのも、んーと思うのも、始まってみてから。
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