2022年6月19日

「このまま終ってたまるか」をもっと


6月18日、ヤクルト戦(神宮球場)、10対6。

阪神勝って、カープ4位に。じわじわ行くべき位置に向かってます。

森下暢仁、6回投げて三者凡退が1つもなかった。得点圏にランナーを置くこと5回。それでも5回まで与えた点は、1回の村上宗隆の先制タイムリーだけ(森下が村上の天敵だった期間は2年だけ)。

先制された直後の2回、會澤翼がソロホームラン。4回にも、會澤タイムリーで、1対2と逆転。森下の粘りに応える。

ヤクルトにすれば、再三以上のチャンスをものにできなかった残塁の山。カープにも、もっと点をとれるチャンスは1回2回4回に、それこそ再三あった。


今日も森下、球数多かった。それでも100球を超えた6回、2アウトから2連打されて、今日最速の154km。大瀬良大地にないタフさがある。

ベンチは、このまま切り抜けてほしいお祈りモードに入って、いつもの「打たれたら交代スイッチ」しか入れない。山崎晃大朗のまさかの3ランで、森下、ターリーと交代。

6月4日、オリックス戦で、森下は山本と投げ合った。一時はリードしたが、あと一歩のところで山本に勝ちを譲った。

打線とのかみあいも大きい。疲れも蓄積している。でも森下、球の精度等々、自分に足りないものを感じたんじゃないだろうか。

この日、山本由伸は西武戦でノーヒット・ノーランを達成。


ターリーが山田哲人にソロを浴び、火に油を注いで、5対2。

それでも7回、坂倉将吾がレフト前ヒットを打ったとき、ヒットで出塁した2塁の野間峻祥が、河田コーチの制止を振り切って、ホームイン!  いいぞー。あんなコーチの言うことなんて聞いてられっかだ。

上本崇司にもタイムリーが出て、5対4。なおも2アウト満塁のチャンスで、ヤクルトは今野龍太から田口麗斗に交代。カープは小園海斗からに代打・長野久義。

いっそ、最近当たりが出てきた小園にそのまま打席に立ってほしかった。

いまや、田口の方が役者が上。長野は三球三振。しかもボール球に手を出して。追い上げムードに完全に水を差された。水を差したのは、長野を代打に送ったベンチでもあるのだけど。


7回ウラはケムナ誠。いきなりフォア。一番してほしくないこと。水を差したり、火に油注いだり。3失点して、松本竜也に途中交代。結局、10対4に。

それでも8回、7回からレフトの守備についた堂林翔太が2塁打。野間3塁打で、1点追加。やっと「なにくそ感」を感じた。相手投手の不調はあれど。

菊池涼介の内野安打で、もう1点追加、10対6。追いつけムードの中、4番5番6番が凡退。シュウウ。

8回、藤井黎來が帰ってきた。三者凡退。今日、カープ初めての。

9回、會澤がヒット。まだまだ、ゆけー。で、代打・松山竜平が併殺。もう、ベテラン代打コンビ、当面2軍で打席に立ってきてほしい。がっかり感が甚だしい。

4コも盗塁決められたし、カープ戦、稼ぎどきです。


ベンチのあさっての方向を向いたままの采配は変わらないだろう。球団もベンチを変えないだろう。もう語るのは不毛すぎて。選手の話をしよう。

野間が河田コーチの制死を振り切ってホームイン。8回、6点リードされていても、堂林や野間が打って反撃。「このまま終ってたまるか」が少し見えたことだけはよかった。

この「なにくそ感」がカープ打線になかった。今まで何してたの? 

「野球はケンカと一緒。勝たなきゃ意味がない」とは王貞治さんの名言。少しは・・・火がついたか?(監督とコーチが消してしまいますけど)
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。

 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

〔関連記事〕

スポンサーリンク