6月19日、ヤクルト戦(神宮球場)、8対3。ヤクルトに1つも勝てず、5連敗。
ヤクルト台風の渦に巻き込まれ、九里亜蓮のみならず、矢崎拓也も、森浦大輔も、打たれ打たれて、つごう5ホーマー。
来週からは打線が勢いづいている阪神戦。おうちに帰っても、死のロードは止まらない。
1回、菊池涼介のタイムリーで先制。も、またけん制死。の後の、マクブルーム久しぶりの一発。めでたさも半分なり。
2回、九里のバント失敗で併殺。これまたツキを手放しそうなカープ。
2回、九里のバント失敗で併殺。これまたツキを手放しそうなカープ。
7回、昨日に続いて會澤翼の1発。
打線のトピックスは以上! そんなことよりヤクルトの勢いがすごいというか。
点をとれない打線もだが、このところの先発投手の球数の多さには目を覆いたくなるものが。
今日、ヤクルト、画期的な「ゆとり運用」で投手力劇的アップという記事を読んだ(『日本経済新聞』)。
先発投手の登板間隔、中6日がまことしやかに常識になっているが、今季のヤクルトは12球団中、中6日が突出して少ないという。
投手によっては、中7日、中8日、中10日以上の登板間隔(石川雅規は中10日以上)。リリーフ陣も含め、広く薄く分散させて負担を軽くし、より多くの投手を戦力にするやり方。
こういうのあったらいいなと思ったことあったけど、実際にやるチームが出てきた。
中6日のリズムが合う選手はそれでいいと思うが。ローテを組む側にとっては、中6日はラクでしょうけど。
こういう新しいやり方、「先発投手は長いイニングを」のカープでは思いつかないし、いいものを採り入れることも、しなさそう。
球数かさむ上に報われない森下など見ていると、いくらタフでも、心身ともに疲れがたまっていそう。ゆったりシフトでリフレッシュさせてあげたくなる。
タイトルは選手のモチベーションになるものかもしれないが、長く現役を続けられるというのもまた得難いもの。
ジョンソンなんて、沢村賞とったのに、あんな終わり方。これは選手寿命とは関係ないけど、忘れまじ。
どのチームで、どの監督のもとで選手生活を送るか、選手にとって運・不運が大きいと、いまのカープを見ていて、ことさら思う。
たとえば坂倉将吾や中村奨成。捕手だサードだ外野だとその場しのぎで起用されているのを見ていると、他のチームだったら、別の展望や判断があったんだろうなって。
今日もソフトバンクの藤井皓哉、いい球投げてた。楽天戦の勝ちパで登板。コースをついてフォアを2コ出し、ちょっとハラハラしたけれど、無失点リリーフ。
いまの藤井を見て、「カープにいるときこういう投球してほしかった」と思ったファンの方もいたようです。それっていかにもカープ都合な目線だと思う。
戦力外を告げられたとき、路頭に迷う気持ちになったんじゃないだろうか。それでも、カープで過ごして、戦力外と独立リーグを経て、いまの藤井がある。
藤井、ソフトバンクで見出されてよかったなと思う。いまのカープの惨状を見ていて、なおさら思う。
カープの選手も、他の監督・コーチ陣で、プレーさせてあげたくなることがどれだけ多いか。