2023年4月20日

リリーフ踏ん張り、点取って、新井さんマウンドに向かって、3タテ回避


4月20日、阪神戦(甲子園)、5対7、3タテ阻止

出だしは快調。西純矢から連打とフォアで満塁つくって、マクブルームのタイムリーで1点先制。西川龍馬の犠牲フライでもう1点。でも、これ以上畳みかけられないところに一抹の不安が。

あれ? アンダーソンにも同じような現象が。連打と犠牲フライ、3連打で同点に。

早々に援護点をもらったのに、梅野隆太郎のタイムリーゴロで3対2、早々に逆転されてしまう。


2回には4連打され、2点ビハインドに。

4月16日のヤクルト戦で、初回5失点した玉村昇悟は、2回3回と立て直した。でも今日のアンダーソンはそういうの望めない雰囲気。2回で降板。

昨年、5月5日の巨人戦で、すんばらしいデビューを飾ったアンダーソン。あのとき、この選手はカープの目玉になる! と思ったのに。

アンダーソン自身も「あの投球がピークではない」と言っていた。快進撃を期待していたが、その後は凡庸に見えてしまって。

あのデビュー戦は幻だったのか? みたいになってる。カープ関係者も「あのときの投球をもう一度」と期待して契約したと思うのだけど、きびし~。


しかし、また呼応するみたいに、3回、西も連打にフォアでワンアウト満塁。ここで、ケムナ誠の代打・松山竜平が3点タイムリーで4対5、逆襲した。うぉぉぉ。

まーだわからない。でも、ケムナ誠、戸根千明(回またぎ)、島内颯太郎、松本竜也、ターリーが無失点を死守。これが素晴らしかった。

いま、カープのリリーフ陣、なんか充実感味わってる感じがする。

8回には相手エラーもからんで2点追加。3点リード。栗林良吏を迎える余裕ができた。


とはいえ、中野から始まる9回、珍しく秋山のエラーも重なって、中野いきなり3塁へ。ノイジー打って、2点差に。大山にも打たれるし、アウト、アウトが取れへ~ん。

佐藤打ち取ったところで、新井さんがベンチから出てくる。

栗林、交代か? ではなく、直々にマウンドに向かって、栗林を激励。佐々岡さん時代、こんなの見たことなかった。

栗林も踏ん張った。代打・原口文仁ライナーで、走者戻れずダブルプレー。試合終了! よかったー。でも原口の当たりも、よかった。ひんやり。


16打席ヒットのなかったデビッドソンにもヒットが出た。2本目は追加点につながった。

じっと待って起用した新井さんの期待に応えて、さらに調子つかんでくれるといいな。

どしっと構えて使い続けた新井さん。打線が不調に陥るやいなや、目線が泳ぐどこぞの監督とは違う。

う~ん、新井さん、ボスに向いているのかも。
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