2021年4月12日

野村祐輔だるくなる5失点、コルニエルが投げると球場に爽風が渡る


4月11日、巨人戦(マツダスタジアム)、0対9で、大敗。

4月8日のヤクルト戦に次いで、不甲斐ない試合だった。しかも、今季初の完封負け。

3月28日の中日戦も点をとれなかったが、0対0の引き分け。残塁の山・山・山で、先発の野村祐輔とリリーフ陣の好投が報われなかった。

この日は、難敵・今村信貴がテンポのよい投球で、三者凡退の山・山・山。せめて完封負けだけはやめてと願うが、5回満塁のチャンスも実らず、完封勝ちさせるしまつ。

9回最後の打者となった矢野雅哉は2球目をピッチャーゴロで終わり。最後まで迫力にかけた。そんな演出、いりませんて。


なんといっても、野村祐輔が不甲斐なかった。

1回、岡本和真に2ラン。3回に1失点、4回には死球に暴投も繰り出し、2失点。つごう5失点、4回途中であまりに早すぎる降板。

4月8日の中村祐太を思い出す。見ていて、身体がだるくなるような投球テンポだった。一度、會澤翼ではなく、坂倉将吾と試しに組ませてみてはとお願いしたい。

野村は1週間前、DeNAに開幕初勝利をプレゼント。この日は、1993年の球団ワースト記録に並ぶ12試合連続で3得点以下という巨人に大量得点をプレゼント。気前よすぎるやろ。


そんなひどい試合の中でも、いいことあった。

菊池涼介がヒットを打って、開幕からの連続安打を15に。

点にからまなければ菊池も本望ではないだろうけど、これは菊池のバットがしめっていないことを確認する、ファンの小さな楽しみ。

この日は、先発の野村ならず、5回は中田廉が2失点、最後の最後、9回にケムナ誠が2失点(ケムナは守備にもほころび、前にも緩いとこ見たことあるぞ)。もうこれ以上止めてー。という試合だったのだが。


6回と7回を投げたコルニエル。2イニング連続で三者凡退。こんなに回またぎを安心して見ていられるリリーフ、いたでしょうか。

大量リードの場面で、相手にとってはしゃかりきモードではなかったにせよ、コルニエルが出てくると、のびやかで空気がきれいに感じる。4月8日のヤクルト戦でもそうだった。

私がまだコルニエルの情報をよく知らなくて、なんのバイアスもかかっていない目で見ているからかもしれないのだけど、この感じ、すごくいい。

空気のきれいさは、8回の藤井黎來にも感じた。こちらも競った場面ではなかったにせよ、三者凡退。

ドロドロとした試合の中で、一服の清涼剤のように、気持ちがサッと軽くなった。


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