2021年4月11日

エラーで始まったが、菊池安部打った、九里尻上がりで3勝目


4月10日、巨人戦(マツダスタジアム)、4対2で、九里亜蓮3勝目。

昨年11月3日、九里と戸郷翔征の引き分けた投手戦を思い起こし、今日も点をとるのが難しい試合になるのかと思いきや。

1回、九里に続いて、安部友裕にエラー。どうやったらあそこであんなふうに投げられるの? という大暴投で1失点。

しまらないスタートに、やっぱり今日もダメなの?感が。

ところが1回裏。菊池涼介、安部、西川龍馬の連打で1対1。

1回、安部がエラーしたときには、カープのサード問題、ずっと棚上げにされたまま。フンガー!と小噴火したが、この日、安部は菊池とともに3安打の1打点。ミスをカバーしてお釣りも出ました。


3回、松原聖弥にホームランを打たれ、1対2。堂林翔太のエラーも出て、こんなことでは感が増す。2回裏には田中広輔がまたもけん制死していたし。

なのだが、その3回裏、またしても菊池と安部が連打、西川の併殺で、2対2。

4回裏、今季初スタメンの羽月隆太郎が、戸郷の暴投のすきに降り逃げで出塁。

この日、羽月は無安打だったけど、全打席に出塁(フォアが2コ)。6回裏には盗塁も決めた。小さいけれど、小さいなりの存在感が。


の後、菊池がタイムリーで、3対2。またまたひっくり返す。しかも、この後がすごかった。

2塁に盗塁して、送球がそれたのを見て、ダッシュ。しかし、これは無理と感知してすぐさま2塁に戻ろうとするとき、アウトのタイミングで、あーぁ。というところを、坂本勇人のタッチをくぐりぬけて、セーフに。守備だけでなく、走塁でも忍者ぶり、見せた。

この走塁が生きて、安部のタイムリーで、4対2。

こんなに戸郷から点をとったのは初めて? 戸郷は本領発揮とならず、4回で降板。


一方、九里は、尻上がりに調子を上げた。6回にいたっては、わずか4球で三者凡退。7回3安打2失点と、3試合連続クオリティスタート。先発としての安定感、ますます増してきました、九里。

8回は、大道温貴が三者凡退。9回は栗林良吏が抑えて5セーブ目。

エラーも多く、どうなることかと思いましたが、点はとれ、九里が崩れず終盤調子を上げたのとあいまって、終わりよければまずよしという結果に。

ヒーローインタビューは、九里先輩と一緒に、大道が初のお立ち台にというはからいが。

マウンドにあがっているときとは別人のよう。緊張していて、初々しい。今度は、森浦大輔のお立ち台も見たいです。どんな味わい見せてくれるかな。


 来てくださってありがとうございます
 にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ 

スポンサーリンク
〔関連記事〕
九里亜蓮と戸郷翔征、消化試合どころか9回をかけた決闘。