2021年4月9日

中村祐太、ここまで不甲斐ないとは


4月8日、ヤクルト戦(神宮球場)、11対5、今季初のカード負け越し。

ヤクルト先発は奥川恭伸。奥川を打てないようでは。なのだが、カープ先発は中村祐太。

前回の登板で、二軍行きかと思っていた。大量失点しても、何事もなかったように盛り返すことも多々ある祐太。もう1回チャンスをもらった。

カープベンチの寛容なこと。しかし、仏の顔も二度まで、という結果になった。

1回、3番・西川龍馬から7番・安部友裕までの連打で、奥川は4失点。見ていて痛々しかった。が、この後、もっと痛々しい光景を見ることになるとは。

大量の援護をもらった祐太。いきなり3連打で、村上宗隆にフォアで押し出しの1点。その後、犠牲フライ2本にタイムリーで、4対4、振り出しに戻る。

バッティングピッチャー同士の投げあいか、これは。


2回が始まってまもなく、雨のため中断。しきり直しとなる・・・か? 

雨がおさまり、グラウンド整備も終わり、ゲーム再開まであとは奥川待ちに。奥川は自分のペースで調整。この堂々したところ、好感もてました。

祐太の投球テンポはまだるっこしかった。分厚い本を手に、読んでも読んでも先に進んだ感じがしないときの感じに似ていた。1アウトとるのに、まだかまだかと時間がかかった。

3回、鈴木誠也の1号が出るも、3回裏、祐太2失点で、降板。今度こそ2軍へGOだ!


4回、中田廉が1失点。5回、島内爽太郎にいたっては3失点、フォアは出るわ、暴投も出るわ、會澤翼のパスボールまでも。

先発が3回で降板。ここはタフな中継ぎに回またぎしてほしかったところ、二人とも1イニングどまり。

奥川は勝てるピッチングとは思えなかったが、5回までマウンドに立った。言うても奥川、2年目の19歳。祐太、あまりにふがいない。

6回と7回はコルニエル。のびやかなピッチングで、矢野雅哉や菊池涼介の好守備も出て、いやな空気がサッと一拭きされた感じ。

ショートのいい守備見て、あれ? 田中広輔こんなだったっけ?と一瞬思ったが、矢野に交代していたのでした。同じ打率が低いなら、矢野でいいじゃん? 田中でなくてもいいじゃん?

矢野は8回裏にも好送球したが、セーフ判定。おーい、佐々岡監督、リクエストする気力もなくしたのか?


8回もケムナ誠が1失点。今日はドミノ倒しのように、伝染するかのように、投手陣が崩れた(コルニエル以外)。

打線も4回以降、追加点なし。主力が出ていない今のヤクルトに勝てないようでは。

9回、鈴木の2ランが出て、ほんの、ほんの少しだけですよ、溜飲が下がる。

1回だけで判断するのは、せちがらいことだが、祐太にチャンスを与えたのは甘い判断だったと思える結果になった。栗林良吏が十分休養できたと思うことにしよう。


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