2023年4月4日

野球にミスとストレスはつきものだけど


4月4日から、本拠地・マツダスタジアムで阪神戦。3連敗のあと、テコ入れ(選手の入れ替え)はあるでしょうか?

4月2日のヤクルト戦で、村上宗隆のフェンス直撃の打球をつかみ損ねた上にあらぬ方向に投げ、勝ち越しホームインを許した野間峻祥。

試合後、新井さんは「精いっぱいのプレーだからね。何とかしよう、したいという姿勢は伝わる」と、野間を責めるような発言はメディアを通してはしなかった。(「日刊スポーツ」)


WBCの宮崎での強化合宿で、ダルビッシュが栗山監督について、「人を基本的に傷つけるとか、恥をさらすことは言わない」と言ってました。(「Full-Count」)

佐々岡さん、よく名指しで選手を否定するようなこと言ってたな・・・。

「世界がグローバル化していく。みんな手を取り合って仲良くできるために、いろいろなところで野球をやっている人たちが(代表に)集まることに、すごく意味がある」と、アメリカで生まれ、アメリカでプレーしているヌートバーを日本代表に選んだ栗山監督。(「日刊スポーツ」)

この視野の広さも、これまでのプロ野球の監督とイメージ違うなって、目を見開かされる感じがありました。

エラーした野間自身が一番恥ずかしくて悔しい気持ちでいるはず。んで、新井さんには選手起用(入れ替え)でビシッとしたとこ、見せてほしい。


人間だもの。ミスすることはある。名手・菊池涼介だって、源田壮亮だって、エラーすることは時にはある。

なんですけど、先日、王貞治さんのこんな文章を読んだんです。

よく〈人間だからミスはするもんだよ〉と言う人がいますが、初めからそう思ってやる人は、必ずミスをするんです

「真剣で斬り合いの勝負をしていた昔の武士が〈時にはミスもある〉なんて思っていたら、自らの命に関わってしまう。時代は違えど、命懸けの勝負をしているかどうかですよ」

野球はケンカと一緒。勝たないと意味がない」という名言を放った王さんだけある。ヒリヒリします、世界の王。

そこまでの意識でプレーしている選手はどれくらいいるのだろう(カープで)。


ところで、王さんの名言は、『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』という本に収録されていました。

おじさま層に受けそうな本と思いながら、いろんな人の話が収録されているので気になって手にとってみたところ、意外とよかった。

孫正義さんの「僕のストレス解消法というのは、何が問題があったら、それを忘れるために酒を飲むとかゴルフをやるとかいんじゃなくて、それをとことん考え抜いて、考え抜いて、解決策を見いだして実行に移す。そうすると、もやもやがスカッと晴れる」も、そのひとつ。

気分転換や休息も大切だけど、問題から逃げても解消できない。

昨日、坂倉将吾は「勝たないと面白くない」と休日返上で練習。(「日刊スポーツ」)

うん。ファンも面白くなかったが、選手たちが一番面白くなかったはず。今日は、面白くしてね。楽しみにしてるね。

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