11月17日、プレミア12、韓国戦との決勝戦(東京ドーム)。
5対3で勝ちました。「世界一」と呼ぶのには正直大げさに感じる大会でしたが、嬉しいです。爽快です。
今大会、ずっと本調子でない山口俊が先発。これはエースとしての役回り?
これまでの投球内容を見ていて、山口にこだわる理由が見つからない。日程的にこうなりました。だとしたら、ベンチの工夫のなさへのモヤモヤが残る。
山口の表情からして、投げるのが上手くいってないという感じ(今大会通して、そんな印象でした)。1回早々に3失点して、サッと降板。
その1回裏、3点とられたいやなムードを払拭する、鈴木誠也のタイムリー。これで毎試合で打点をあげたことに。もう満場一致でMVP。
4回、2アウト1塁2塁のチャンスで山田哲人。今大会、チャンスで打てていなかった山田(シーズン中も得点圏打率低かった)。
打席に立つと、あの「やまーだてっとー」の応援コールが荘厳に響く。ヤクルト以外のファンも一緒になってこんなに応援してもらってるんだから、山田、打てー。と中継見ながら声を出していたら、打ったー。3ランで日本が逆転。
7回には浅村栄斗が追加点をとって、このあとの投手陣に余裕を持たせてくれた。しばらく前、千賀滉大が「対戦していて嫌な打者は?」と問われ、浅村の名前を上げていただけあります。浅村、グッジョブ。
ところで浅村、顔が横尾忠則さんとちょっと似ています。グッジョブ。
山口は本領発揮できずに終わったけれど、その後の、高橋礼 → 田口麗斗 → 中川皓太、そして凛々しい3人衆、甲斐野央 → 山本由伸 → 山﨑康晃の無失点リレーは今日もまた素晴らしかった。
とくに山本の涼しい顔してすごい球投げてるあの風情、魅了されます。フォークで147kmて。野村祐輔のストレート最速はいったい何kmなんだ。
捕手では會澤翼がついにフル出場。打撃だけでなく、リード面での評価もあったのか。なんか眩しいです。
前日の消化試合とは違って、互いに好守備が見られた引き締まった試合に。
代走のスペシャリスト周東佑京の2盗3盗の後、源田壮亮がスクイズを決め、周東がホームインしたシーンはもっとも心に残りました。
これで今年の野球はおしまい。盛り上がりっぷりは控えめだったけれど、それでも毎試合、楽しませていただきました。日本代表に参加してくれた選手、ありがとう!
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