6月6日、楽天戦(マツダスタジアム)、4対6。3連敗。
鈴木誠也が1軍復帰。嬉しいような、そうでもないような。
スタメンマスクは會澤翼。今日も中村奨成ではなかった。會澤のスタメン、デフォルトにしないでほしい。選択肢の一つにしてほしい。でもたぶんまた凝り固まりそう。
23日ぶりの復帰登板になった高橋昂也。3回まで無失点で持ちこたえたが、4回4安打、林晃汰のフィルダーズチョイスもあり3失点。ここまで。
5回はコルニエル。満塁こしらえるも、小園海斗の好守備で最後守りきる。
これが流れが変わるきっかけになれば・・・の5回裏。クロンと宇草孔基の連打でワンアウト2塁1塁。ここで代打・奨成。しかし今日は実らなかった。続く菊池涼介も凡退。今日は菊池、疲労もあるのか4打席無安打。
6回裏、林のタイムリーで1対3。好投を続けていた早川隆久をマウンドから降ろす。代わって安樂智大。昨日、不安定な投球だった安樂。これはチャンス。
クロンがタイムリーで2対3、1点差に迫る。
宇草も打って満塁で、代打・坂倉将吾。ここも今日は実らず。あと一歩の振りきりがなかなかできないカープ。でも、先ほどの奨成同様、こういう場面で「代打・安部友裕」とコールされるより、納得はいきます。
1点ビハインドと言えど、追い上げモードの真っ只中で、6回は中田廉。またか、またですか。
5月29日のロッテ戦でも、こういう状況で菊池保則を出して、流れを手放したことがある。嫌な予感。ここは、森浦大輔→塹江敦哉ラインのリベンジコースではないのか。
予感は的中して茂木栄五郎に2ラン、2対5。また引き離される。
中田は途中で菊池保則に交代。ここを抑えて終わりかと思いきや、菊保は8回も回またぎ。今日はもう捨てゲームなの? 負けたまま3連戦終わっていいの?
菊保、島内宏明にタイムリーを打たれ、1失点。2対6に。
それでも6回裏、會澤、林、クロンの連打で、1点追加。宇草のゴロで、もう1点追加。
2点差と詰め寄ったところで、代打・野間峻祥。打撃好調といえど、人がいるとき打ってない。この選択、佐々岡クォリティ。ここはサラッと凡退で終わる。はいはい、わかってましたから。やっぱり振り切れないカープ。
9回、この期に及んで塹江敦哉。なんでここで。こんな終わりかけたところで。塹江にとってのリベンジの機会を与えたつもりなのだろうが、チームとしてのリベンジになってない。
塹江は無失点に抑えましたが、ケアにはなったかもしれませんが、ここ塹江が力発揮する場面なのか。
またのリリーフ継投のトンチンカンさにちゃぶ台返しを通り越して、しらむばかり。
9回裏、小園がヒットで出塁するも、鈴木が併殺崩れ。鈴木は5打席無安打。元気ないのはいつも通り。
3連敗。フッ。カープも諦めず打ちはしたが、楽天は個の力が上回っていた。外国人選手ゼロなのに、しっかり打ってくる。
選手は頑張っているが(とくに林や小園や宇草が活気を与えてくれている)、その波を消すかのようなリリーフ起用がまた足をひっぱった感が強く残る。
士気が下がる采配があっても、何があっても負けるな選手。って、戦うのは相手チームなのに。