2021年6月16日

泥沼連敗ストップ、打点は全員若鯉


6月15日、西武戦(マツダスタジアム)、5対3。6日2日以来、やっと勝ちました。

スタメンからついに西川龍馬の名前が消えた。第二の田中広輔状態になっていた西川。やっとベンチが動いた。遅い、遅すぎるが、チームの淀んだ空気がサッとひと掃きされたような清浄感。正常感。

1回、菊池涼介が2塁打、羽月隆太郎がバントで送って、小園海斗が2塁打で1点先制。流れるような攻撃。でも、ここで止まる。鈴木誠也が止める、いつものごとく。

先発は大瀬良大地。1点先制してもらった直後の2回、フォア、ヒット、犠牲フライであっさり追いつかれる。

4回裏、會澤翼、林晃汰の連打、宇草孔基のセカンドゴロで1点追加。2対1。

直後の5回、大瀬良は代打の川越誠司にソロホームランを打たれ、また追いつかれ、2対2。


しかし5回裏、鈴木フォア、坂倉将吾が3塁打で、3対2。大瀬良に勝ち投手の権利が。

なんだけど7回、山川穂高に同点ホームランを打たれ、大瀬良はマウンドにへたりこみ、しばらく立ち上がれなかった。

連敗止まるなら、誰の日でもいい。でも、エースの日なら格別と誰もが思う、大瀬良の日。7回3失点。なんも恥ずかしくない成績。だが、珍しく味方が貴重な点を取ってくれた後、すぐさま点をとられること三度。

しかも、ピッチャーがマウンドにしゃがみこむ姿は美しくない。エースならなおのこと。いつもは柔らかな中にも動じることがない大瀬良の振る舞いに一目を置いていたが、これはいただけなかった。

私が森下暢仁や高橋昂也が好きなのは、ホームランを打たれたときの動じない佇まいもその理由の一つなんです。


8回は、塹江敦哉。いきなりスパンジェンバーグと森友哉が連打、バントで2塁3塁に進塁。はわわ。

栗山巧がサードゴロで、スパンジェンバーグが挟まれ2アウト。ふぅ。しかし、このとき會澤翼が負傷。歩けない状態に。大丈夫だろうか。ここで石原貴規と交代。

山川にはデッドボールで満塁。なかなか終わりません。

続く愛斗の打球を塹江のグラブがはじき、菊池涼介がしっかり取って投げ、ファーストの坂倉が逃さずキャッチ。ピンチを切り抜ける。坂倉、ファーストでいい仕事してる。


8回裏、2アウトの場面で、林がヒット、宇草が2ランで、おぉ、5対3。またしても引っくり返す。

それまでは、うぅ、また同点。こんな引き分けの場面で9回、また栗林良吏を出したら許さんぞぉ。という心持ちでしたが、2点リード、よしよし。

2アウト、代打に西川龍馬が出てきたのには、ちょっと肩がずり落ちる。しかし、相手エラーで2塁までめいっぱい走ったのはえらかった。

だが、ここで代走に中村奨成を出すベンチ。なんでこんなところで。打席でなく代走で。今度は肩がいかり肩に。


9回、2点リードの場面で、栗林。やっと、やっとこうした場面で栗林。これからはこういう場面だけでお願いしたい。捕手も柔らかにガッチリ受け止める石原、万全です。三者連続三振で、12セーブ目。おっしゃー。

この日、カープが勝ったことで、今年の交流戦、セ・リーグ12年ぶりの勝ち越しが決定。爪先立ちのぎりぎりのところだが、セの足をひっぱらなくてよかった。

ヒーローインタビューは8回裏の2点をつむぎだした林と宇草コンビ。可愛い。4月27日、DeNA戦でお立ち台に立った森下と羽月に匹敵する可愛らしさ。

今日のカープ、打点を上げたのは若鯉。ベテランもからみながらの、小園、坂倉、宇草。林も得点にからむ安打が2本。

今、カープを動かしているのは若鯉。ベンチ、わかってるか? チームを動かしている人を動かさないように。(釘)


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