2021年4月28日

森下暢仁に怒涛の大量援護、羽月隆太郎との可愛すぎるツーショット付き(月)


4月27日、DeNA戦(マツダスタジアム)、10対1。

巨人戦での2連勝の勢いそのまま、森下暢仁に大量援護。森下には勝ちがよく似合う。

4月20日のヤクルト戦。7回2失点と仕事しながらも援護なく、2敗目を喫した森下。

明大時代の方が野手が打ってくれてた、エラーもなかった、なんて思われていないか、カープのこと嫌になってないか、勝手に心配してしまうほどだったので、よかった。

1回と2回裏、チャンスがありつつも無得点。そんな3回裏、羽月隆太郎と鈴木誠也の連打、坂倉将吾のタイムリーで1点先制。このところ、打点と縁のなかった坂倉によっしゃー。相棒の打点はひとしお。

と、小さな喜びは束の間。この後、怒涛のハッピータイムが。


安部友裕が犠牲フライで1点、クロンにヒット、小園海斗にタイムリー(よっしゃー)、森下にもタイムリー(ワッショイ)、菊池涼介フォアで、羽月が3点タイムリーで、一気に7得点。ワッショイワッショイ。

ピッチャーにとって、味方が打ってくれるほど、こんな嬉しいことはない。

これだけ援護があれば、余裕を持って投げられる。さりとて油断があるわけでなし。4回、佐野打たれたのは、佐野恵太の1失点のみ。

5回裏にも、小園の2塁打、森下の送りバント(いつもほれぼれ、ぬかりなし)、菊池のタイムリーで1点追加。

7回、ソトのフェンスぎりぎりのライトフライを鈴木誠也がキャッチの好プレーも出ました。

8回裏、ここまで唯一スタメンで安打のなかった西川龍馬にも2ランが出て、10対1。おかわりたくさん、ごちそうさまでした。


ヒーローインタビューは、3勝目の森下と、猛打賞の羽月。

森下「昨日の夜、一緒に頑張ろうねって言って寝たので、打ってくれて本当によかったです」

羽月「昨日、屋上で、森下さんと月を見て、きれいだねって言って、それが今日、力になったと思います」

なんなん? この可愛らしい二人は。仲良しなん? こんなほんわりしたヒロイン、あっただろうか。

「一試合で複数安打が目立っているように思うんですれど、バッティングで何かつかんだもの、あるんじゃないんですか?」と問われ、「毎日毎日が勝負だと思っているので、一球一球を大事にしていきたいです」と、羽月。

この当たり前の実直さが、空気が停滞していたカープには一番の薬。

小園の存在が同期の羽月にとって刺激になってきただろうけれど、この羽月の活躍がまた小園の刺激にもなって、チームに相乗効果が。


最後のカープファンへのメッセージ、「毎日、毎日、応援ありがとうございます」も、またよかった。

新井(貴浩)さんが、2017年7月7日、神宮球場で逆転3ランをバックスクリーンに叩き込んだ日のヒーローインタビュー、「いつも、いつも、いつもありがとうございます」を思い出す。

シンプルだけど、常套句じゃない、ファンへの気持ちのこもった素直な言葉を思い出す。愛され系がまた誕生。

羽月、日に日に存在感が。セィフティバントから長打まで、打つは走るは、見ていて遊園地のような楽しさ。スタメン定着に近づいたか?

どの選手を起用するかは、ベンチが決めること。それでも、その現場を動かすのは、選手なのだ。


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