2021年6月14日

小園海斗3番はまった、4番の人より仕事した


6月13日、オリックス戦(京セラドーム大阪)、8対9。サヨナラ負け。

珍しく、やっと打線が打ち、「今日こそは?」と思った日に、先発が大量失点。いろいろありました。

1番・菊池涼介
2番・羽月隆太郎
3番・小園海斗
4番・鈴木誠也
5番・坂倉将吾
6番・會澤翼
7番・西川龍馬(DH)
8番・林晃汰
9番・宇草孔基

昨日より、まともなオーダーに(というか、昨日がひどすぎた)。羽月には「まだ交流戦なんだけど」と思ったが、のちのち好守備を見せてくれた。

3番に小園。やっと望む形に。遅い、遅すぎるが、「遅くなってもしないよりマシ」とフランス語のことわざにもあります。

林も宇草も入った。西川の打順も下がった。しかし、指名打者って。指名打者とはドカーンと打つ人が入るとこだろがぁ。中村奨成がいれば言うことないのだが。


1回、菊池涼介が先頭打者ホームラン。よっしゃー。

小園がヒット、鈴木がエラー出塁、坂倉の進塁ゴロの後、會澤が2点タイムリー。よっしゃ、よっしゃー。高橋昂也に早速の援護点。

だったのだが、1回裏、昂也いきなりフォ(やめて・・・)。4番の杉本裕太郎に2ラン打たれ、2対3.

しかし2回、宇草がフォアを選び、羽月ヒットで、宇草走り走り1塁3塁。ここで小園が2塁打で1点タイムリー。おっしゃー。

この若手3人のコンビネーション、胸がすく思い。羽月は本塁タッチアウトで3アウトとなったが。


ここは先発が普通に仕事をすれば、今日は今日こそは。というところだったが、普通って、難しいね。

3回、連打の後、宗佑磨のバントを昂也が3塁に送球するもフィルダーズチョイスで満塁に。吉田正尚がタイムリー。杉本がタイムリー。ロメロが2点タイムリー。4対6、逆転される。

まさかの3回、ブルペンの準備が整っていなかったのかどうなのか、1アウトとったところで、やっと菊池保則に交代(いつ何が起こるかわからないから、準備=リスク管理は大切です)。

え、またここ、菊保。2点ビハインドだけど、今日は打線が当たってるのに。オリックスに菊保って、打たれるイメージしかない。自責ではないが、2点タイムリー浴びて、3回一挙6失点。

短い夢だった。昂也は前回の登板も4回まで。新型コロナの影響で調整が難しかったかもしれないが、それでも復帰後、森下暢仁は2試合とも試合を作った。ここは地力の違いなのか。手術後、万全になるにはまだ少し時間がかかるのか。


そのあとは、菊保、島内颯太郎、高橋樹也が回またぎで、無失点に抑える。カープも7回まで無得点。

しかし8回、動きが。鈴木誠也が新型コロナ復帰からの初ホームランで、1点追加。ソロというところが鈴木らしいが、これは大きかった。ここで追いつけるかもモードに。

9回、林と宇草が連打、K-鈴木の暴投で2塁3塁、ここで菊池がタイムリー。代走・曽根海成が盗塁決めて、2塁3塁。

羽月に代打は出されなかった。攻めないベンチ。パワーあるクロンや奨成もいたのに。羽月はショートフライ。あぁ。

しかしすかさず、小園が2塁打で2点タイムリー。8対8、同点に。小園3番、はまった。今日、3安打3打点。誰だ、昨日9番に置いたのは。4番より存在感。


こうなると、9回裏は栗林良吏。もう今日、出番ないと思ってた。準備できてるかな。出来るだけ時間かせいで。

というところで、鈴木がヒットで、1塁3塁。追加点のチャンスは残されている。が、坂倉、セカンドライナーで、勝ちはなくなった。

9回裏、栗林。また勝ちもセーブもつかない場面で。しかも、急転の状況、準備できていたかどうか。


栗林はいきなりフォア。バント決められ、福田周平は2塁へ。吉田正尚は守備固めでベンチに下がっていた。ふ。早すぎたね。もう楽勝と思ってたんでしょ。しかし、代打にモヤ。かえって怖い。中日にいたときから怖かった(カープに来てほしかった)。

ここは申告敬遠。ジョーンズにもフォアで満塁。栗林、今まで本当にありがとう。

だが、ロメロは空振り三振。栗林、ガッツポーズ。あと1アウト。また栗林伝説が生まれるか。

とは、いかなかった。T-岡田がサヨナラタイムリー。栗林の連続無失点記録も途絶えました(この日、西武の平良海馬は開幕連続無失点の新記録32を作りました)。

こんな突貫工事みたいな場面で、しかも毎度毎度引き分けのギリギリの場面を請け負って。栗林は悪くなーい。

それにしてもオリックス、打てる人がいっぱいだ。そら、勝ちます。


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