4月8日(火)、中日戦(ぎふしん長良川球場)、延長12回、1対1。
中日戦名物ロースコアゲームで今年も幕開け。昨年だったら、愛想尽かしたと思う。でも、この日はそうならなかった。
新外国人先発が1失点ずつ、からのリリーフ無失点リレー。とりわけリリーフ陣が素晴らしかった(中日も)。
ともに打線は冷え冷えだったが、7回、小園海斗の好走塁で同点にこぎつけた。攻撃面でも互角の試合だった(それでいいとは言わないが)。
ドミンゲスが初登板。中日先発・マラーはメジャー54試合登板、年棒1億。ドミンゲスはマイナー出身、7750万円。
なにかとお安く済ませたい球団のことはさておいて、肩書きのない無名の選手で勝ってスカッとしたい判官贔屓スイッチも入った。応援したくなります(ファビアンやモンテロも)。
193cmと長身。ターリーと同じだ、大きいぞ。行け〜。あら、マラーは201cmとさらに大きかった。
1回、先頭打者・岡林勇希に3球連続高めのボール球。はわわ。しかし、フルカウントに持ち込んで空振り三振、三者凡退。
終始大崩れすることはなく、なんとかなってしまうという不思議な投球。カープ以上に冷え冷えの中日打線だからこその結果かもしれないが、私はどすんと構えて見ていた。
2回、ブライト健太とカリステに連続フォア、板山裕太郎にもフォアで、1アウト満塁。細川成也ショートゴロで1点先制。フォア3つはよろしくないが、最低限でとどめた。逆に中日の方が満塁で1点という歯痒さがあったと思う。細川6番、調子悪そうです。
6回にも、ツーアウト1塁2塁の得点圏で細川セカンドフライ。
ドミンゲス6回1失点、打たれたヒットは1本だけ。人のことを言ってる場合ではないが、中日も大概にしなはれです。6回の打席ではショートゴロ、バットに当たって嬉しそうだった。なんかフランスアを思い出してしまった。
7回、小園ヒット。堂林翔太バント、マラーが1塁送球している間に、小園好走塁、3塁へ。末包昇大の打球がマラーの足に当たって、内野安打に。その間、小園ホームイン! 1対1に。
8回、菊池涼介ヒット、石原貴規バント、代打・野間峻祥がフォア。二俣翔一の打球は細川成也に追いつかれてしまう。菊地タッチアップで、2アウト1塁3塁。
マラーはここで降板。8回途中1失点、ヒット4本。齋藤綱記は矢野雅哉フォアで、満塁。
得点圏の小園はセカンドゴロ。中日打線と合わせ鏡のようなスッキリいかなさ。
得点圏の小園はセカンドゴロ。中日打線と合わせ鏡のようなスッキリいかなさ。
島内颯太郎、ハーンと来て、9回ウラ栗林良吏。また同点の場面で栗林。これは勝てないパターン。でも、ここのとこ不安定だった栗林、三者凡退とつないだ!
9回10回、中日が松山晋也、マルテで三者凡退とくれば、こちらは10回、塹江敦哉が今日はワンポイントじゃない、三者連続三振!
11回、清水達也、2アウト2塁で堂林翔太。代打・田村俊介は〜。ロマンなく、堂林見逃し三振で3アウト。
4月6日、DeNA戦で田村を4番に置いたカープベンチ。あれはやっぱり思いつき、はったりだったのか?
マラーはサウスポー。右左対策で外したのは容易に考えられることだけど、やっぱり腰を据えて育てる気はないってこと? ファーストでの好守備にはありがとうですが、堂林を外しても「痛み」にはならないと思いますが。むしろ点の取れないことが痛み。4番は末包やファビアンでも。
そっちがそう来るならこっちはと、カードの切り合いを見ているよう。11回ウラ森浦大輔、こっちも安定の三者凡退だ!
12回、勝野昌慶にも封じられ、勝ちは消えたが、負けは消えてない。最後の投手は・・・ルーキーの岡本駿。やったー、来たー。
新人にはプレッシャーのかかる場面。でもなんだろう、このやってくれる気がする安心感。
細川ヒット、代打・中田翔フォア、2アウト1塁2塁で代打・上林誠知。緊迫した場面も、最後は空振り三振!
打線は煮え切らなかったが、相手投手もよかった(で終わっていては始まらないが)。
でも、ドミンゲスに初運転に始まり、珠玉のリリーフ無失点リレー。それを最後、ルーキー岡本でドライブ終える、いい景色を見せてもらった(打線は打線は〜?)