4月6日(日)、DeNA戦(マツダスタジアム)、7対6。カード3戦目にして初の3タテ! 勝率も5割に。
1週間前、阪神打線をカープ打線のようにしてしまった森翔平。すなわち、「近本って、いた?」「サトテルいたっけ?」と、打者の存在感をすっかり消していた。
その投球を再現してくれるか。あとは体力。阪神戦では7回途中無失点も、6回から疲れが見えていた。
それなのに、そんな森の状態より、「球数」と「安打数」を目盛りにして8回まで引っ張ったカープベンチ。ピンチを招いてヒヤヒヤになってから交代させた。
今日の森もテンポのいい投球、3回までオール三者凡退。この調子で行けば、今年の勝ち頭の一人になってくれるのではと期待が高まる。問題は体力。
オースティンが下半身のコンディション不良のため、登録抹消。それでも今日も、取ったり取られたりの展開に。
2回、5番末包昇大ヒット、6番ファビアン2塁打、ノーアウト2塁3塁で菊池涼介はボテボテのゴロ、ランナー動けず。石原貴規のタイムリーゴロで、最低限の1点先制。
3回、末包タイムリー、ファビアン2点タイムリー、菊地タイムリーで、5対0!
3回までノーヒットだった森。5回、佐野恵太、松尾汐恩、蝦名達夫の3連打で、5対2。度会隆輝のタイムリーゴロで、5対3。昨日同様、やられっぱなしにならないDeNA打線。
6回、2アウト1塁2塁で、森浦大輔に交代。え、森浦⁈ 昨日、イニング跨ぎしたから、今日はベンチ外かと思ってた。
森浦は松尾を1球でレフトフライにしとめて、ベンチに戻る。その佇まいに落ち着きと軽やかな貫禄を感じる。1年目、華奢で、ちょっと挙動不審な可愛さが持ち味だったのに。
この頼れる感じ、危険です。「困ったときの森浦」と頼りにされ、登板過多にならぬことを願います。
森は5回2/3を投げて3失点で、2勝目。もう少しタフさがほしいなり。
今日勝って、3タテしたい。舐められてるカープを払拭していきたい。
8回裏、途中出場の大盛穂の2塁打も出て、1アウト2塁3塁とチャンス到来。大盛、数少ない打席をいかしてる。野間内野安打で1点追加、矢野雅哉タイムリーで7対4。野間が今日も仕事した〜。
9回、昨日5失点の栗林良吏。いきなり海老名に2塁打。森敬斗の3塁打で7対5。山本祐大のサードゴロで7対6。じりじりが止まりません。
と、下位打線に打たれたが、梶原昂希空振り三振、牧ファウルフライで、3アウト。
「勝てたのでよかったが、打たれたことには変わりないので、しっかりしないといけない」と、栗林。でも、打たれてもちゃんと勝てた。よかったです(岡田明丈で)。
昨日、劇的な延長11回サヨナラホームランを打った田村俊介。打った選手を翌日スタメンで起用しないは近年のカープあるある。まさか外してこないだろうな? いえ、ど真ん中の4番でした。
新井さんは試合後、「4番目」と言っていた。懐かしいな・・・。ちゃかさなくてもいいと思う。
これは勢いによる思いつきなのか。次の試合はどうなのか。腰を据えて経験させるつもりなのか。でも、末包昇大とファビアンもいい感じです。
DeNA先発は右投げの平良拳太郎だった。もしサウスポーだったらどうしていたんだろう?(外さないよね?)
2021年、鈴木誠也が新型コロナで登録抹消されたとき、林晃汰が4番に抜擢されたことがあった。4番になったとたん、なかなかヒットが出なかった記憶が。
あのときの林も20歳くらい。21歳の田村、あんまり打順は気にしないで、のびのび打ってくれるといいな。今日は内野安打1本。
来週は、中日との3連戦。昨年の3試合連続完封負けのリベンジはできるか?
低得点体質だったカープが、昨日今日とDeNAと点の取り合い(取りこぼしたチャンスもあったが)。
昨年も、末包が1軍昇格して、打線が動き始めたことがあった(あの時期、小園海斗との連動は素晴らしかった)。昨年9月の大失速は投手陣の疲弊だけでなく、末包の打撃不振の時期とも重なっている。
この週末も、末包(とファビアン)の好調が勝利の鍵の一つになっているような。
カープ、新しいステージに進めるか?(いや、今までが低いところにいすぎたんですけども)