4月4日(金)、DeNA戦(マツダスタジアム)、8対2。
勝ちました。森下暢仁に初白星。連敗止まってよかった。
数字だけ見れば、まるで打線が爆発したかのような大量得点。その実、相手投手のフォアとデッドボールによる押し出しの3点が上積みされたもの。
そのためかどうなのか、お立ち台に立った森下暢仁と野間峻祥と田村俊介のトーンが低かった。スタンドのお客さんの声援も心なしか圧が弱かった。
粉飾されている感はあるが、総得点が増えて少しだけ(ほんの少しだよ)見栄えがよくなった。なんでもいい、これをきっかけにして、弾みをつけていきたいものです。
開幕後、負けなし(引き分け1)のDeNA。しかも金曜日は開幕投手対決。東克樹か〜、厳しいな。と思っていたら、石田裕太郎(東は明日に)。
石田と言えば、昨年6月、マダックス達成。東でなくてよかったとは言えない相手。
今年の「超プロ野球 ULTRA」(日テレ系)の的当て競争でもパーフェクトを達成していた。ちなみにこのとき、森下が次点。最後の1球を暴投してパーフェクトとはならなかった。
石田は3回までオール三者凡退。かたや森下暢仁は、3回、相性のいい牧秀悟に先制2ラン。この既視感。さよう、阪神との開幕戦での佐藤輝明に続いて、また2ラン。
本日、セカンドは小園海斗。新井さん、ついに打率の低い菊池涼介動かしたか。それとも単なる休養日か。ともあれ、小園のエラーが出て牧のホームランが2ランになってしまった。ここは小園、取り返さねば。
4回、小園が内野安打で出塁。4番堂林翔太が2塁打で、2アウト2塁3塁! ここで、今季初スタメンの野間峻祥。なぜ野間が5番? DeNAのスタメンと比べ、こわくなーい。
と、ディスった私をお許しください。野間が同点タイムリー! ファビアンもヒット! 今季初スタメンの田村俊介セカンドゴロが牧のエラーを誘って、逆転タイムリーに! 石田から5連打。
「0点に抑えなければ勝てない」と思わされがちな森下、少しはラクになっただろうか。DeNA打線相手に1点リードでは足りないが。
5回、佐々木千隼から會澤翼今季初ヒット! も、二俣翔一併殺崩れ。矢野雅哉空振ってヒットエンドラン失敗。ランナーなしになって矢野2塁打。
と、チグハグ打線だったが、小園2塁打の間に矢野ホームイン!(リクエストで判定覆る) 4対2に。
6回、ボーナスポイントが待っていた。オープン戦で見て、雰囲気感じていたドラ2の篠木健太郎から、ファビアン2塁打! 田村進塁ゴロで、1アウト3塁。
続くピッチャーの森下にストレートのフォア。しかも頭部近くの球ばかり。危なげ。でも森下、避け方うまかった。會澤デッドボール、二俣フォアで、押し出し。
ここでやっとDeNAベンチ動いて、(中川)颯に交代。でも、急遽登板の颯、矢野デッドボールで、もう1点。小園フォアで、さらに1点。
1アウト満塁で堂林がタイムリーゴロ、一挙4得点で8点目。
これもレッキとした得点。でも、6回、満塁でファビアンはショートフライ。7回も満塁で、小園空振り三振。
スカッと大量得点できないところがいかにもカープらしくて、あのトーンダウンしたヒーローインタビューにつながったのかな。
森下8回2失点。2戦続けて2ランに本人は満足してないと思うけど、調子がよくないなりに今日もお仕事。エラー絡みの2失点のため、自責はゼロ。
今日のDeNA、6回篠木の登板中、ブルペンでは誰も準備しておらず、ほぼノー準備でマウンドに上げられた颯が気の毒だった。記録は自責ゼロとはいえ。快進撃を続けていたDeNA、こんな雑なことするの? ちょっとびっくり。
明日は床田寛樹と東。見応えある試合になって、明るいヒーローインタビューが聞きたいです。
あ、野間は同点タイムリーを打った打席での心境を聞かれ、「死んでも打たないと」と言っていた。軽いな。そんな簡単に「死」という言葉を使うとは。毎回、そんな心境で打ってくれていいんだよ。