1月5日、オフのお楽しみ第2弾、「超プロ野球 ULTRA」(日テレ系)。
カープからは森下暢仁と小園海斗という、私的には願ってもない選出(あぁ、森浦大輔も見てみたいですね)。
「リアル野球BAN」の鈴木誠也&小園に続き、華ある二人。眼福! 出演者を決めるのは球団広報か番組サイドかわからないのだけど、ありがとう!
いや、待てよ。この番組で「カープの森下」を見るのは最後になるかも? だから森下が選ばれた? と憶測しつつ、このファンサービスをありがたく受け取る。
投手陣が競う的当て競技、さらっとDeNAの石田裕太郎がパーフェクトを達成。さすが昨年6月16日に95球でマダックスを達成した投手。
森下、最後の1球で暴投し、パーフェクトならず。森下も6月25日のヤクルト戦で91球とマダックスしてたのね。並びたかった。
コメント求められた小園に「ツメが甘いですね」と言われ、「DeNAに勝てないところが出ましたね」と返す森下。この先輩後輩風吹いてない体育会系っぽくないところ、よかったです(岡田明丈で)。
ヒーローインタビューでも、床田ネタなどけっこう笑わせてくれる森下だが、声に抑揚がないせいか、サラッとしてる。
山本昌さんのモノマネしながら投げる田口麗斗、ロージン撒き散らして笑わせる巨人の大勢らに、抑揚芸はまかせた!
プロ野球選手は誰も負けず嫌いだろうけど、それがストレートに出てる大勢。
以前、出演したとき、髙橋宏斗とともに1球も的に当たらず惨敗したにもかかわらず、しれっとしていた(宏斗も)。いかにも投手向きという感じがして、好ましかった。マルティネスに9回は渡したくないだろうな。
打撃陣が競うティー打撃で壁を倒していく競技では、最後にスペシャル対決として、森下と、日ハムの山崎福也との二刀流対決が。
昨年、森下は12球団投手トップの11安打、2度の猛打賞、得点圏打率4.29!(どや!)
山崎はオールスターで投手兼DHで出場してヒットを打った打撃大好き投手(FAではてっきりセ・リーグに移籍するかと思ってた)。
どちらも見た目、王子キャラ。でも山崎、自分のことカッコいいと思ってるのが出てるタイプ。
その点、森下はあんなに可愛いのに(中はジャイアンだとしても)、そういうのがない。ナチュラル。山崎を打ち負かしてしまえ〜。→打ち負かしました。
この日、のどのコンディションが悪かった巨人の浅野翔吾。控えめなかすれた声で話す、哀愁漂わせる20歳。おっさんの風格を持ちながら、まだ20歳。
敵に回したくない嫌なバッターだけど(最高の褒め言葉)、かわいかった。王子さまキャラにも、おっさんキャラにも、可愛さはにじみ出てくるのだ。
*1月5日放送の「超プロ野球 ULTRA」は今ならTVerで配信中です。