6月28日、巨人戦(東京ドーム)、3対2。延長10回、サヨナラ負け。
最後の最後、丸佳浩にやられました。栗林良吏から5号ソロをぶっ放して、今日、4安打。暫定首位打者にも。
打撃面では、同い年の菊池涼介、田中広輔らと完全に差が。なんか、みなぎってる。たいしたものよ、丸。鈴木誠也でも西川龍馬でもなく、実は丸の抜けた穴問題が掘り返されそう。
昨日、延長10回サヨナラ負けした巨人。「今日こそは」の熱を序盤から感じた。
かたや昨日、しぶとくサヨナラ勝ちをもぎとったカープ。今年3本の指に入る脳に残るゲームだったが、移動の疲れもあったのか。いえ、打撃面での体力のなさはいつものこと。
ロースコア合戦が簡単に予想できた、床田寛樹と戸郷翔征のマッチアップ。床田、6回2失点。金曜登板、おのずと相手チームとのエース対決になって、好投しても勝ちがつかない。投手頼みではつらいです。つらゲーです。
スタメンはまたしても30代メインズ。20代は小園海斗と坂倉将吾だけ。
昨日、左の石川雅規でスタメン外れた矢野雅哉。今日は右の戸郷だが、新井さんの好きな矢野はベンチ。そして、新井さんの好きな田中がサードに。ファーストには堂林翔太。た、田中? ど、堂林?
と思ったが、5回、堂林が先制のホームラン! 今季1号だったか~。開幕序盤の堂林4番の低迷期の記憶がまざまざ蘇る。
5回ウラ、吉川尚輝とヘルナンデスのタイムリーで、さっくり逆転されてしまう。でも、ヘルナンデスをけん制アウトにした床田は見事だった。
昨日のしぶとさよもう一度。9回、先頭打者の小園がセンター前ヒット! 坂倉バントで送って、堂林のセカンドゴロで、小園3塁へ。
田中に代打は送られなかったが、バルドナードのワイルドピッチで、同点に!
同点の9回ウラ、通常なら島内颯太郎か栗林を出してくるカープベンチ、森浦大輔を出してきた。下位打線だったから?
でも、森浦と黒原拓未は勝ちパターンに限りなく近い投手。森浦、三者凡退。うち見逃し三振ふたつでバシッと抑える。
昨日のしぶとさよもう一度(本日2度目)。10回、先頭打者の菊池フォア。代打・宇草孔基は、バントか~い(ぶじ決めた)。代打・二俣翔一はフォア。何気に事を起こしてくれる二俣、もっと出せー。
野間峻祥は併殺崩れのファーストゴロで、2アウト1塁3塁。じりじり。上本のいい当たりをセカンド吉川に取られて、丸ムランで終幕。
巨人は巨人で11安打して3点だが。カープ5安打とはいえ、得点圏は5イニングあったが(これは巨人と同じ)。底力の弱さがひしひし。
「同点で栗林」が負けフラグみたいになっているのもいけません。くつがえしてほしい、打線に。