6月27日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、4対3。サヨナラ勝ちで3連勝!
1点ビハインドの9回ウラ、上本崇司がレフト前ヒット。小園海斗がバントを決めて(つまら~ん)、堂林翔太はいつもの空振り三振。
2アウト2塁、スタメンマスクの石原貴規が、田口麗斗から、これでもかこれでもかとファウルで粘る。そのたび、「うぉぉぉ」という気持ちになる。そして13球目がボール、フォアに!(代走・大盛穂)
これは、このままでは終わらせたらあかんやつです。
2アウト1塁2塁で、今日ファーストの坂倉将吾。石原の何とかしようと粘った打席を目の前で見ていた坂倉がレフト方向に打った!
山崎晃大朗が際どいところを飛びついて及ばず、ボールは転がりテンテンテン・・・上本、大盛、ホームイン!
山崎が無理に追いかけずにいたら、どうなっていたかわからない。でも、野手なら取りに行こうと身体が反応して当然とも思える。ああいう場面、鳥の目で見たら、また別の判断があったんだろうか。
でも、しぶとくサヨナラ勝ちするカープを見ることができた。
上本が打っていなかったら何も始まっていなかった。石原のこのままでは終わらないぞの粘りがこじ開けてつないだ。
ただのフォアじゃない。石原が石橋にヒビを入れた! 坂倉と一緒に石原にもお立ち台に立ってほしかった。
ダイジェストには、石原の13球は映らない。坂倉のタイムリーしか映らない。でも、あれがあってこその、坂倉のサヨナラ。
1回、ショート小園のエラーで1点先制される。あわわ。
しかし、その1回ウラ、今度は石川雅規が悪送球。小園セカンドゴロで、同点に。互いにエラーでプラマイゼロに。
5回、菊池涼介の5号ソロで、2対1に。この菊池の出没ホームラン、ありがたい。
7回、菊池が後逸。またしてもエラーがらみで、松本直樹タイムリーで同点に。ここで塹江敦哉にスイッチ、山田哲人の犠牲フライで勝ち越されてしまう。
アドゥワ誠は7回途中3失点。今日は6回の壁もちょっと越えた。勝ちはつかなかったけど、ローテをしっかり担ってる。今日の自責はゼロ!
石川先輩は6回87球2失点(自責1)、勝ち投手の権利を得て交代。
現役最年長44歳、通算200勝まであと14。今季5登板目。無理せず、ゆったりローテで投げている。
それも、選手に応じた働き方改革。ただ、200勝という個人目標にスイッチした重役出勤のようにも見える。もちろんチームのために投げているだろうけど。
石川には十分チームに貢献してきた実績がある。近年、40歳を過ぎても、オリックスとの日本シリーズでいい投球を見せてくれていた。コンディションを保ち投げ続けていることにはリスペクトしています。今日もカープ、そんなに打ててないし。
秋山翔吾も個人的には2000本安打を目標にしていますが、まだ30代、重役態勢ではなく、スタメン張っています。
このまま石川に勝たれるのはちょっと悔しい。逆転したい。そこに、しぶといサヨナラ勝ち。わっしょい。
セ・リーグは依然として団子状態。貯金9もいつ浪費するかわからないので、気をひきしめて。そーれ。