2017年10月21日

勝ちたい気持ちはごまかせない


10月20日、横浜DeNAベイスターズとのCS第3戦。

息づまる投手戦といえば、投手戦。しかし、この日、「心技体」ともに充実しているのは横浜のように見えた。

日刊スポーツに掲載された黒田博樹の「CS特別観戦記(第3戦)」(『日刊スポーツ』2017年10月21日)の最後は、この一文で結ばれていました。

 “ あとは「勝ちたい」という気持ちの強い方が勝ち残る 

3戦は、横浜の方が「勝ちたい気持ち」が伝わってきた。

たとえば、昨年のハム(日本ハムファイターズファンのえのきどいちろうさんをまねて、こう愛称してみました)との日本シリーズ。

第3戦か?最終戦か?で、広島ベンチからあきらめムードが漂ってくる中、1年目の西川龍馬の打席からは、なんとかしたい気持ちが静かにメラメラ伝わってきました。そしてヒットを打ったこと。そういうことって、覚えています。

ひとの感覚って、不思議なもの、よくできているもので微妙なところを感じとったりします。お客さんはちゃんと見てんねんで。伝わってんねんで。あきらめムードを選手から察知し始めたとき、「まだ終わってへんでぇぇぇ」と、ファイティングポーズをとっているファンも確実にいるのです。



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