2021年11月6日

サービス精神がなさすぎる


11月6日、クライマックスシリーズ(CS)が開幕。

セ・リーグの阪神・巨人戦(甲子園球場)、パ・リーグのロッテ・楽天線(ZOZOマリンスタジアム)、ともに試合開始が14時。

肌寒くなってきた季節。屋外の球場でのナイトゲームは、選手にもお客さんにも堪えます。まだしも暖かいデーゲームで、というのはわかります。

ですが、メジャーリーグでは、プレーオフが4試合行われるときは、時差もかんがみて、2時間半ずつ試合開始をずらし、4試合全部(できるだけ)楽しめるようセッティングされているとか。


日本もそうしてほしいと、本日放送の「蓮見孝之 まとめて!土曜日」(TBSラジオ)で、スポーツジャーナリストの生島淳さんが話していました。

アメリカと日本の野球を楽しむ文化の違い、感じました。NPBはそこまで考えてくれない。セとパの両ゲーム見たいプロ野球ファンも少なくないと思う。

サービス精神がないというか。野球を楽しむというより、応援しているチームの試合を見ればいい(応援しているチームが勝てばいい)、そんなスタンスすら伝わってくる。

時間をずらして楽しもうというほど、もうプロ野球は人気ないかもしれないのだけど。でも、そういうことから変えていかないと、プロ野球人気がますます下火になるじゃんか。


日本シリーズは、やっぱりヤクルトとオリックスの優勝チーム同士の対戦が見たい。ので、CSには温度低めで接しています。

14時から、仕事しながらラジオで阪神・巨人戦を斜め聴き(こちらも体温低そうなゲームでした)。

レベルの低いセのゲームより、佐々木朗希と則本昂大の投げあいの方が、よっぽど気になる。だったけど、ラジオに限っていえば(またマイナーなとこ突いてきますけど)、ロッテ・楽天戦のラジオ放送は、東北放送だけ。

エリアフリー機能のあるradikoプレミアム、先月で解約したので、あ、聴けない。

一方、阪神・巨人戦は、ニッポン放送、MBSラジオ、ABCラジオが実況中継。両チームの本拠地である、関西・東京エリアをカバー。さらに感心したのが、東海ラジオでも放送されていたこと。

中日は今回出場していないのに放送があるなんて、愛知(岐阜・三重)の野球愛、感じました。中日の試合も、2つの放送局で放送してますし。


この、「自分が応援しているチームが勝てばいい」という発想は、セ・リーグ的だなと思う。

パ・リーグは、パ・リーグTVを立ち上げたり、リーグ全体でプロ野球を盛り上げていこうという姿勢がある。

セ・リーグは、自分のチームがもうかればそれでいいと思っている。人気にあぐらをかいて(それももう昔の話と思うのだが)、プロ野球を守り立てていこうという気概がない。スポーツと思ってない、広告と思ってるんじゃない?って。


とくにカープ。DAZNで、カープの主催試合だけ見られないのって、もうほんと、やめてほしい。

地元のファンがいくら多いとは言え、対戦チームのファンをビジターパフォーマンス席という名の出島みたいな席に囲って、ほんと閉鎖的。野球に、相手チームに対するリスペクトが感じられない。あれを見るたび、悲しくなる。恥ずかしくなる。

監督が選手より目立つのってどうかと思うが、それでも日ハムの新庄監督抜擢にはなんかワクワクする。

日ハムの2軍の拠点がある鎌ケ谷2の商店街の方たちも、賑わいそうだと大歓迎だそうです。日ハムファンのえのきどいちろうさんが言ってました。

2年続けて、最低の仕事しかしていない監督とコーチ陣をそのまま平気で続投させて、ファンを絶望させるカープと大違いだ。

私腹こやすことばっかり。評判落としてますで。買い手よし、売り手よし、世間よし、の三方よしの哲学を近江商人から学びなはれ。
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