2021年11月23日

九里がカープに残るなら


11月22日、九里亜蓮が、FA宣言せず、カープに残留することを発表。大瀬良大地に続き、九里もカープの人に。

九里もチームへの愛着を語っていた。昨年、チームに残留した、山田哲人や大野雄大も、そうだった。

新しい環境を求めて挑戦するところを見てみたい気持ちもあったのだけど、「3連覇した時も日本一にはなれなかった。このチームで日本一になりたいという気持ちがあった」という言葉を聞いて、よろしくお願いしますという気持ちになりました。


11月21日、カープは秋季練習を打ち上げ。

野間峻祥が「今年は悔しいシーズンになりましたが、この悔しさを忘れることなく、高い意識を持って来シーズンこそ、優勝できるように頑張っていきましょう」と、最後に締めくくる。

野間に言われても・・・なんで野間・・・という気持ちはあったが、「優勝」という言葉を前面に出していくのはいいと思った(プロなんだから当たり前なんだけど)。

どんどん今年は「優勝」「日本一」という言葉を出していこう。


11月22日、沢村賞も発表された。もう、山本由伸しかないでしょうという通りの結果に。

堀内恒夫さんの「残念ながらセ・リーグの投手の成績では、私は沢村賞を選考するには値しないと思っている。もうちょっとセ・リーグの投手も頑張ってほしいなと思う」の言葉も、その通りと思う。(「スポニチ」)

九里も今年、阪神の青柳晃洋と並んでセの最多勝をとった。九里が最多勝かという気持ちも、正直あった。まだまだこんなもんじゃないだろう、と。九里も、他の投手も。

私が九里のことを過小評価しているのかもしれない。こんな失礼なことを言うファンの気持ちを覆すくらい、来シーズン、さらに安定したピッチングを見せてほしい。

抜きん出た投手はメジャーへ渡り、手薄感が否めない。大瀬良も九里もカープの柱だけど、このくらいで満足はしていないので。


大瀬良や九里は声をかける球団があるのではと想像できたが、野村祐輔のときもカープはラブコールして引きとめた。

あのとき、野村に他に行き場があるようにも思えなかった(ほしいと言ってくれる球団はあったかもしれないが)。

FA権を獲得した選手に対し、囲い込むことに熱心になる球団の姿勢に違和感を覚えることもときにはある。

そして、そんなことを思うファンが賞賛したくなるようなプレーを選手には見せてほしいと思う。


いいとか悪いとかではなく、2015年、
FA宣言した木村昇吾さんはチャレンジングだった。

木村さん、今シーズン、野球解説にデビュー。この解説が面白かったという話を、何人かの方のブログで読んだ。おぉ。木村さんの仕事が増えるかもしれない。ちゃんと見ていてくれる人がいる。

面白い解説を聴いて、「この人、野球のことわかってる」と尊敬したくなることが多々ある。いずれ、木村さんにコーチをしてもらうというのも面白そう?(天谷さんには声かけなくていいから)

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