2021年7月18日

2021年オールスター、カープ陣目立った、2戦とも


7月17日、オールスターゲーム(楽天生命パーク)、4対3。今日はパ・リーグ勝ちました。

第2戦は、森下暢仁と栗林良吏の登板日。二人の無失点劇を楽しみにしていたら、あれあれあれ。

3回、森下、甲斐拓也(ソフトバンク)に粘られヒット、荻野貴司(ロッテ)に2塁打、島内宏明(楽天)に2点タイムリーで、2対3。さっそく負け投手の権利が。4回は立て直し、三者凡退。

2イニングと言えど、中2日、移動もあって、お疲れさまです。明大時代の尊敬する先輩・柳裕也と投げ合った3日後に、柳の後を受けてマウンドに立つ。2015年、マツダスタジアムでのオールスターで、黒田博樹と前田健太の最初で最後のリレーを思い出すのでありました。

この年、先発投手のファン投票で1位だった黒田。パは大谷翔平。ちょっと前のことなのに(私くらいの年になると、5年前は全然ちょっと前)、ものすごく前のことのように感じる。時の流れを感じる。今のカープの低迷と、大谷君の爆発ぶりが強烈で。


地元・楽天の選手が活気づいていた試合。6回7回を投げた則本昂大の投球も熱かった。おそらく田中将大の分まで回またぎ。お疲れさまでした。元・楽天のウィーラー(巨人)も快音で地元ファンにサービス。

山崎康晃(DeNA)が監督推薦で選ばれていたのが、ちょっと意外。球に力がなくて、どこか中﨑翔太を見ているようなときの気持ちに。山崎も中﨑も、たくさん投げさせられた結果。リリーフ投手として避けがたいものがあるとは言え、せつないものが。

栗林も同じ道をたどることになりませんように。の、栗林、8回裏に登板。いきなりフォア。ハラハラハラ。源田壮亮(西武)は空振り三振とったものの、島内にタイムリーを許す。またしても島内。

島内、交流戦でも、チャンスの場面では、スイッチがセットされてるみたいに打ってました。素晴らしい。チームにいてほしい人。はい、本日のMVPです。


栗林はツーアウトとったところで、高梨雄平(巨人)と交代。栗林が無失点に抑えていれば、9回裏は高梨雄平がマウンドにという筋書きでしたが、ここは監督もやりくりが難しいところですね。

栗林も申し訳ながっていましたが、ごめんなさいね、高梨。そして、高梨ファンの方々。楽天ファンの方も楽しみにされていたと思うので、ことさら。

しかし、栗林、1年目でチームのクローザーを任され(セーブのつかない場面でもたびたび登場させられ)、しかもオリンピック代表にまで選ばれ、休む間もない。本当にお疲れさまです。

でも、ベンチで、又吉克樹(中日)とお話できて、休養の大切さをアドバイスされたみたいだから、その金言、オフにぜひ活かしてね。


第1戦は菊池涼介がポンポンポンポン全打席安打の2打点で、MVP(第2戦でも、またヒット打ってました。なんなの、どしたの、この人)。

第2戦は、4失点のうち、3失点を森下と栗林が担当。カープ陣、ある意味、目立つ結果に。鈴木誠也は2戦通じて目立たず。しょぼん。

なんとなく、パは、得点したときのベンチの雰囲気がのびのびしていて、チーム感があって、見ていて楽しそうだった。

ペナントレース再開まで約1カ月。オリンピックは出先で中継を見られないかもしれないので、ポッカリしそう。寒い時期でなく、真夏にオフシーズン感覚を味わうとは。メジャーはいいな。

再開が待ち遠しい。弱くても、待ち遠しい。


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