5月27日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、4対1。カード勝ち越し。森下暢仁、今季初勝利。
1週間前の阪神戦、9回まで投げ、1点の援護もなくサヨナラ負けした森下。今日もまた互いに援護のない0対0、7回3安打無失点(105球)で投了。
こんな状況でも、ベンチで新井さんと笑顔であいさつ。その笑顔に少し救われる。
森下は今いる場所で優勝を目指し、最善を尽くす。でも、カープに強いこだわりや愛着はないと見た。しかるべきときが来たら移籍して、その日をお祝いしてあげたい気持ちでいっぱい。
森下は今いる場所で優勝を目指し、最善を尽くす。でも、カープに強いこだわりや愛着はないと見た。しかるべきときが来たら移籍して、その日をお祝いしてあげたい気持ちでいっぱい。
森下はこういう状況、何度も経験してるんです。無援護への耐性ったら、そらもうすごいんだから。
ピーターズはそこまでの耐性あるかしら? 7回ウラ、秋山翔吾に死球、マクブルームに四球、西川龍馬のタイムリーで、森下に勝ち投手の権利が。
こんな日もあるとはー!
西川は、打席に向かう前、ベンチにいた森下暢仁に「そろそろ打ってくるわ」と声をかけていたそう。かっこよすぎるわ~。
ただ、続いて堂林翔太ヒット、1アウト満塁で、會澤翼が併殺。こんなチャンスで1点どまり、この試合は負けるかもと思った。代打を出す選択肢はなかったの?
6回にも、堂林ヒットで、エンドランをかけるも、會澤空振りで失敗。せめてバットに当ててほしかった。
坂倉将吾だって打たないときもある。でも、會澤スタメンだと攻撃力が落ちて、森下にハンデを与えられてるような気持ちになる(今季は會澤とのコンビで、昨年みたいに、球数かさんでテンポ悪い投球はないけれど)。
坂倉将吾だって打たないときもある。でも、會澤スタメンだと攻撃力が落ちて、森下にハンデを与えられてるような気持ちになる(今季は會澤とのコンビで、昨年みたいに、球数かさんでテンポ悪い投球はないけれど)。
投球が一番信頼できる森下に、あえて週に一度の重役出勤日を当てているんだろうかとさえ、今日思った。
しかし8回、田中広輔ヒット、代打・矢野雅哉バントで送って、菊池涼介タイムリー。そして、代打・坂倉将吾。さよう、坂倉がおりました。今日は当てました。2点タイムリーで4対0に。
しかし、9回、矢崎拓也が連続フォア。中村悠平の犠牲フライで、3点差に。
1アウト1塁2塁、いつオセロの色が引っくり返されるかわからない状況で、ファーストに入った坂倉が長岡秀樹の打球を体でとめて捕球。
2アウト2塁3塁で、代打・サンタナ。まだサンタナいたか~。そこを田中がサードゴロをキャッチ、3アウト。森下に笑顔が~。
スタメンを見たとき、また旧石器時代に逆戻りしたかとがっかりした。それは言い過ぎ。でもそれぐらいの気持ち。
昨日、田中は3安打3打点と、スタメン起用されておかしくない結果を出した。しかし、ショートではなく、サード。
2日連続でエラーした林晃汰を代えてきた。ライトも中村貴浩ではなく、堂林翔太。
林や中村貴を起用するより、経験あるベテランの方が安心できるんだろう。それがベテランのよさでもある。実際、今日は勝った。田中も得点にからみ、守備でもいい仕事をした。
ヤクルトの前小川監督は、たくさんエラーしても、村上宗隆を早くから起用して、経験を積ませた。
林や中村貴はそこまでの選手とは思われていないということなんだろうか。村上は別格かもしれないが、二人は今、カープの希望の星なんだけど。
ヤクルトの前小川監督は、たくさんエラーしても、村上宗隆を早くから起用して、経験を積ませた。
林や中村貴はそこまでの選手とは思われていないということなんだろうか。村上は別格かもしれないが、二人は今、カープの希望の星なんだけど。
目の前の試合を勝つことは大事。今日、勝ててほんとうによかった。
ミュージシャンの杏子さんが商社でOLしていたとき、社長室には「現状維持は後退なり」という格言が飾ってあったそうだ。
新井さんは若手を育てる腹はまだくくれない。お茶を濁すという「現状維持の延命」を選んだんだな。