10月13日、DeNA戦(マツダスタジアム)、3対9。連勝は6でストップ。大敗。
このところ充実した投球を見せてくれていた床田寛樹。立ち上がりも上々。
3回ウラ、宇草孔基がヒット、小園海斗が3塁打で、1点先制。西川龍馬が犠牲フライでもう1点。菊池涼介のタイムリーでさらに1点、3対0。いつも打ちあぐねている大貫晋一から、ふところが少し暖かくなる援護点をもらう。
床田は4回まで無失点。球数も少なめ。でも、何もかも順調に見える、こういうときほど要注意。なんだけど、それがこれほど的中するとは。
5回、ワンアウトを取った後、床田が突如つかまる。
戸柱恭孝と代打・関根大気の連打に始まり、フォア、知野直人にタイムリー。佐野恵太に犠牲フライ。牧秀悟にタイムリー。宮﨑敏郎に2点タイムリー。連続フォアで、満塁つくったまま降板。
立て板に水、出塁が止まらない。
毎回、うまく行くものではないけれど、打たれることだってあるけれど、このところ、地に足着いた、勝つぞという投球を見せてくれていた床田だっただけに、修正できないまま投げ急ぐ形になったのはとても残念だった。
だけど、5失点して(なおも満塁)やっと交代させたベンチの動きの遅さにも腹が立った。列車に乗って景色を見ている乗客か、あんたらは。机、ドン!
交代が遅くなったのは、床田が持ち直すのを期待していたのか、ブルペンが起動していなかったからなのか。
ブルペンは通常、いつから始動しているものなの? もし、床田が順調に投げていたので、このまま行くだろう・・・と準備をしていなかったとしたら、リスク管理が甘すぎ。
リリーフ陣の調整は難しいものだと承知のうえで、いつ何が起こるかわからないから、最低限の早めの準備をしてうまく回すのがベンチの仕事なのでは。
しかも、ワンアウト満塁の状況で出してきたのが菊池保則だった、またしても。
これはもうあかんと思った。火に油を注ぐと思った。
佐々岡監督はどうしていつも、こういう場面で菊保を出してくるのだろう。経験を信頼しているのだろうか。まさか、防御率という数字・データをうのみにしているんじゃあるまいな。
前の投手が出した走者をきっちり返す。これを繰り返していたら、自分の失点にはならない。そういうシーンを目の前で何度も見ているはずなのに。大投手、佐々岡、何を見てるの?(何にも見てないよ)
5点ビハインドとはいえ、まだ5回。失点、いくらでもオーケーよ、なんて、ファンは思っていないよ。
菊保は、打者一巡した戸柱に2点タイムリーを差し上げて、3対7。
回またぎした6回には、佐野と牧に連続ホームランを打たれて、3対9。今度は自分の防御率も上げました。
逆転された5回ウラからは、とたんに打線が低空飛行に。わかりやすい人たち。
6回ウラ、林晃汰が打って、會澤翼フォア、1塁2塁のチャンスで、代打・堂林翔太。うーん、堂林か。右左病のベンチが、左左の堂林? えーと、過去の対戦成績でもよかったとか?
せっかく生まれてきたチャンスの火も、併殺で消され、今日は、ダメな日かなという感じに。
その後も、得点圏に走者を進めるも、ことごとく実らず。やっぱりダメな日かという感じに。4番と5番に快音もありませんでした。
負けることはあるけど、連勝はいつか止まるけど、負けに手を貸すようなベンチの采配で、台無し感が上塗りされた。