2021年9月18日

大瀬良、有言実行したのに、打線とベンチが台無しに


9月18日、DeNA戦(マツダスタジアム)、2対4。

大瀬良大地の7回1失点が台無しに。

10連戦(17日が雨天中止で9連戦に)の最初をまかされた大瀬良。1イニングでも多く投げて、リリーフ陣の負担を軽くしたいと意気込んでいた。クオリティースタート(6回以上自責点3以下)ではなく、ハイクオリティースタート(7回以上自責点2以下)を目指す、と。(「デイリースポーツ」)

そして、有言実行。なかなかできんことだす。


初回に1点先制されたが、4回裏、菊池涼介のタイムリーで同点に。7回投了時点で93球。もう1イニング投げて、栗林良吏につないでほしいと思った。

が、ベンチは7回裏、2アウト走者なしで、大瀬良に代打・安部友裕を送った

攻撃はあと3回だけ。積極的に点を取りに行こうとするのはおかしなことでも何でもない。けど、今日の打線と、8回のリリーバーが大瀬良が作った試合を保てるのか、不安。

代打を出すのは攻撃的。でも、今日のカープには、大瀬良→栗林の失点しないコースを選ぶ方が逆に攻撃的な感じがした。交代が裏目に出る方が取り返しがつかない。ここでベンチは勝ちをひとつ逃したと思った。


安部はフォアで出塁。よし(でもまだ不安)。野間峻祥が打った(おっ。猛打賞)。でも、小園海斗、ピッチャーゴロで実らず。

回は塹江敦哉。調子のいい時もあれば、スカッと行かれることも多しの塹江。なんとなく不穏。カープのリリーフ陣で鉄壁感があるのは、栗林だけ。

ここで坂倉将吾のファンブルがタイムリーエラーとなってしまい、1対2。

1アウト満塁で、菊池保則に交代。ここで菊保という選択。勝ちに行くつもり、あるのか? ここでまたベンチは一つ、勝ちを逃す念押しをした。

こともあろうに、押し出しで1点。犠牲フライで、1対4。菊保の自責点はゼロだけどさ。毎回モヤモヤする、こういうシーン、こういう采配。


8回裏、鈴木誠也の29号が出て2対4。ソロ。誰も塁にいなかったから、ソロ。

9回裏、林晃汰がヒット出塁。お。代打・松山竜平が最後は併殺でフィニッシュ。ふ

暫定首位打者になって、ジリジリ降下するのはよくあることだが(堂林とか安部とか)、坂倉、あれ以降、めっきり打ちません。打順を変えてみては?

右左病のため、前の試合で逆転3ランを打った正隨優弥も出番なし。本人もやる気満々なときに、なんで出し惜しみするかなぁ。勢い、消すかなぁ。なに、この人たち。色っぽくないなぁ。勝負の世界に生きとるんか?(生きてまへんな)


ところで、今日久々、大瀬良と會澤翼のバッテリー。

大瀬良と坂倉、DAZNの8月の月間最優秀バッテリー賞候補にノミネートされてたんだけどね。でも、會澤とも今日はいい感じだった。というか、捕手が誰でも、エースだもの。

で、ここを変えてきたということは、森下暢仁の日は坂倉にチェンジ? と、淡い期待を抱けたことが今日の小さな喜び(外れようとも、楽しみくらいは持っていたい)。

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