9月15日、中日戦(バンテリンドーム)、3対5。連敗止まった。10日ぶりの栗林良吏、24セーブ目。
途中まで、「今日もまた負けかぁ」と、やさぐれていた。
ベンチは、玉村昇悟と石原貴規のバッテリーに変えてきた。え、ここ数戦、玉村と組んできた坂倉将吾じゃないの? だったら昨日も、森下と坂倉に変えろー。で、まず始まった。
昨日、いきなり3番抜擢で無安打の正随優弥が、また3番。続けてのスタメン起用は嬉しいが、昨日、「3番どうなの?」という内容だったので、ベンチのまた考えなしが透けて見えて、カリカリ。
しかし、聞けば、中日・先発の笠原祥太郎とはファームでの対戦成績が7打数3安打(この3本がすべてホームラン)という。ならば、打ってくれぃ。
だったが、1回、野間峻祥フォア、小園海斗ヒットで、正随併殺。だめだぁ~。と、プスプス。続いて鈴木誠也フォアで1塁3塁のチャンスも、坂倉凡退で、ダメだぁ゛~。と、ボッ(小噴火)。
3回、小園3塁打、正随フォアで1塁3塁も、誠也がショートゴロ。だめだぁ゛~。
2年ぶりの1軍登板で力み、不安定な笠原祥太郎。これはチャンスですよ。そこを打ち崩せない打線。
今日もなんの援護もないまま、我慢比べの投球を強いられた玉村。しかも、その玉村は4回64球で降板。また森下・玉村コンビ、日の目を見ず。やるせないです。
ところが、5回に潮目が。代打・田中広輔ヒット、野間フォア、正随がタイムリーで、3対1(しかし、誠也申告敬遠で満塁も、坂倉が凡退。はぁ゛ー)。
7回、代打・上本崇司がファウルで粘って粘って、福敬登からフォアをゲット。野間ヒット、しかし小園バント失敗で、アップダウンの中、正随が3ラン! 3対4とひっくり返す。
今日も負けかの烙印モードで見ていたので、驚いた。3番うんぬんとか言って、ごめんなさい。今日は栗林が見られるかもと、俄然期待が高まる。
しかし、分別あるカープファンはみんな思っただろう。もっと早く正随出しとけ、と。長打不足のチーム事情に手をつけず、しかも正随、2軍で結果を出していたのに、なかなかなかなか昇格させなかったベンチ。遅いんじゃぁ。なに寝ぼけとるんやぁ、と。
8回には、菊池涼介と林晃汰連打で1塁3塁、ここで上本が犠牲フライで1点追加。上本、今日は渋い仕事を見せてくれました。
その裏、8回の男、塹江敦哉が帰ってきた。ゴロゴロゴロで三者凡退。そして、満を持して(持しすぎや)、9回裏、栗林も三者凡退。
打線は水ものとは言うが、たまたま勝った感は否めないが、正随の長打力あってこその結果。もっとはよう出しとけ、とベンチをなじりたい気持ちでいっぱい。
この2戦、相手投手が左。正随と決めていたと、佐々岡監督は言っていた。右左言う前に、正随のスイングを見ろー。
打った選手を次の試合では出さないとか、もうやめてほしい、ほんとに。データ分析も大事だが(分析してなさそう)、肌感覚を大事にな。