2021年10月18日

玉村4勝目。佐々岡監督、投手と試合を壊すな


10月17日、阪神戦(阪神甲子園球場)、2対4。

玉村昇悟、4勝目。10月7日の中日戦でやっとの勝ちがついてから、連勝。今日も打線の援護あり。

1回、小園海斗が2塁に向かってタッチアウト。1塁のベースコーチが的確な指示を瞬時に出せず招いたミス。カープベンチのレベルの低さが見える化。

秋山の立ち上がりも上々。こんなスタートでどうなるかと思ったが、3回、林晃汰と宇草孔基のホームラン、4回には鈴木誠也のホームランで、0対3。


玉村は、先頭打者を出しても、得点圏にランナーを置いても、6回投了時点で無失点。球数109球。前回もたくさん投げた。今日はここで終わりと思いきや、まだ酷使する? 佐々岡監督またひっぱった。

7回ウラ、ロハス・ジュニアの2ランで、2失点。結局、森浦大輔に途中交代。だったら最初から森浦で(それで結果がどうなっていたとしても)。

玉村、打たれて悔しそうだった。それはそれで次への糧にするとして、せっかく好投したのに。6回で気持ちよく終らせてあげればよかったのに。あれ? これ、玉村の前回の登板のときにも同じこと書いていました。

リリーフ事情もある。先発をできるだけ長く投げさせたい気持ちはわかります。でもまだ、先発1年目の20歳。

また監督が壊しにきた。投手も、試合も。目先の小銭がちらついて、結局、追い銭払うはめになる。貧乏臭いことばっかり。嫌になる。


2対3と1点差に迫られた8回。ネクストバッターサークルで、ファーストゴロに終った小園海斗から、アルカンタラの球についての情報を聞き取る、誠也の姿。

誠也は打席に立つと、その合間、バットをちょんちょんと撫でる仕草。なんだか余裕を感じるというか、すごくリラックスしているのが伝わってきた。打つ気配がした。

ら、打ったー。38号。2対4。流れが阪神に行きかけていたこのとき、この1点は大きかった。

逆に、9回ウラ、代打で出てきた佐藤輝明から、打たなさそうな空気が出ているのには驚いた。ここまであからさまに。ほんとに調子が悪そうだ。そして、空振り三振。

昨日、左肩が心配された栗林、今日もおつとめ果たして35セーブ目。7回8回を抑えた森浦と島内颯太郎ともども、3連投させられるのではないかと、心配。


ヒーローインタビューは玉村です。

「3回まで、先頭打者を出していましたが、どんな気持ちで投げていましたか?」 と問われ、「今日はこういう日なんだなと思って投げてました」と、玉村。

この、状況を俯瞰できるところ、すごいなと思った。だから、安易に崩れないんだな。

今日は、2回には好フィールディングも見せ、7回には送りバントを一発で決めた。投げてよし、打ってよし、守ってよし。これはエースの素材。私の中では森下と並ぶ(次に来る)存在。

「先発1年目ですけど、CSも経験してみたい」とも言っていた。

グダグダした1年だったけど、若い選手が最後、そう思える状況になったのは、ちょっとマシ。
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