2021年10月16日

どうしようもないシーズン、まだ楽しみが残ってた


10月15日、ヤクルト・巨人戦(神宮球場)、8対7で、巨人9連敗。カープとのゲーム差が4に。

CS進出とか、下克上で日本一とか、今のとこ現実味は感じていないけど、シーズンの終盤も終盤、消化試合になっていない予想外の展開は嬉しい。

しかも、今日は巨人との直接対決。先発は、森下暢仁。

10月10日の巨人戦で、渇望していた7勝目(約3カ月ぶり)をあげた森下。勝ちがつかない呪縛から開放されて、捕手のサインにブンブン首振って、思い切り投げてくれるのを期待しないわけがない。


このままヤクルトに駆け抜けてほしいけど、当初は巨人が優勝するといいなと思っていました。巨人のことは応援していません。日本シリーズで3年連続ストレート負け(略して、ストま)するところを見たいな、と。

たしかに伝統のあるチーム。でも、自分たちは常勝軍団、特別なんだ、そんな態度が鼻持ちならなくて。どのチームだって、スペシャルだい。

そうやって巨人を長く持ち上げ続けるマスコミの態度も偏っていると思うが。いいプレーを見せてくれる選手たちにはエールを送るが。


しかし、シーズン前半は、佐藤輝明の快進撃とともに、阪神が優勝濃厚と思っていた(まだ可能性はあるけれど)。

そして、佐藤の新人王も濃厚と思っていた。それくらい、インパクトが強かった。佐藤がこんなに失速するとは思わなかった。シーズン通して活躍し続けるのって、難しい。

栗林良吏はいたって平常運転。佐藤の失速で、栗林の新人王の可能性も強くなってきた。いかんせん、チームが失速。出番があまりに少なかった。チームも平常運転していたら、もっとインパクトを与える数字を残せたもしれないのに。

それでも、チーム状況がどうあれ、これだけの結果を出し続けた栗林、素晴らしい。


が、ここにきて、DeNAの牧秀悟や、ヤクルトの奥川恭伸の存在感も増してきた。

奥川、昨年、対戦したときはまだまだ1年生、こわさを感じなかったけれど、しびれる球バンバン投げていますね。今やローテを担って、9勝目。ヤクルトの優勝にも貢献している(まだ優勝してないけど)。

牧は、負傷したオースティンに代わって、今や4番に。先日の対戦でも、しっかり打たれました。


林晃汰が鈴木誠也の穴を埋めるべく4番に抜擢されたとき、それまで快進撃を続けていた林にパッタリ快音が聞かれなくなった。

4番って、そんなにも重い場所なのかと思わされたが、牧、しぶい。1年目なのに違和感なし。あの見た目の大将キャラも、いい(林もいいキャラ、がんばれ)。

と、終盤に来て、3位浮上か(声、弱め)、栗林、新人王なるか(声、強め)、まだ楽しみが残されているカープ。

ほんとなら優勝争いという醍醐味で楽しませてほしかったけど、来年、今の勢いを引き継いで、よろしく。監督が誰であれ。
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