2024年11月22日

今季2本の小園が1試合2本7打点!プレミア12、アメリカに圧勝


11月21日、プレミア12・スーパーラウンド(東京ドーム)、9対1でアメリカに圧勝。

雨の影響もあって、長々した試合が続いたオープニングラウンド。今日はテンポいい試合がいいな〜。という望みかなえてくれるような、髙橋宏斗の三者連続空振り三振スタート。

髙橋4回無失点、8奪三振。今大会で一番よかった。

対するヒルは44歳のサウスポー。年齢聞いて、え? 聞き間違いかとテロップ見たら、ほんとに44歳。髙橋のダブルスコア、松坂世代よりちょっと年上。監督かコーチがマウンドにあがっているような落ち着き。

左打者が多い日本代表スタメン相手に、球数少なめポンポンポンと打ち取られ、こちらも4回無失点、5奪三振。


このまま二人の投手戦かと思われた5回、隅田知一郎に交代。試合後のインタビューで、井端監督は「球が抜け始めてたので」と交代の理由を明かしていた。

この代わりばな、隅田はトーマスに先制ホームランを打たれる。う。ま、この後、取り返せばいいんです。隅田はこの1失点で止めて2イニング投げた。

これがもしカープの試合だったら、「なんで調子のいい投手ここで変えてリズム断ち切るの?」と、絶対毒づいた。この差は・・・井端監督と代表打線への信頼あってのものと申せましょう。


アメリカも5回ウラ、快投ヒルを代えてきた。すると、源田壮亮のヒットが起点となって、佐野恵太ヒット、坂倉将吾が同点タイムリー! 小園海斗も2点タイムリー! 

この時点では、「カープ3打点!」的なブログタイトルを思い描いていた。だがしかし、これはまだほんの序の口だった。

7回、坂倉と桑原将志は連続デッドボール、小園がとどめの3ラン! パパパ〜(花火)。だが、まだまだこれでは終わらなかった。


8回、途中出場の五十幡亮汰デッドボールからの2盗、桑原タイムリーで7点目。ここで小園が今度は2ラン、今日7打点目

この瞬間、ベンチは5回の逆転打のときのような大喜びというより、ノンストップ小園に「マジか、どうなっとるんや?」と、一瞬引いてたように見えた。

7回8回を北山亘基、藤平尚真が無失点リレー。8点リードの9回、横山陸人。大勢を温存できた。オープニングラウンドで不安定だった横山、フォアは出したが、無失点に抑えた。


引き締まった投手リレーと小園大爆発で初戦好発進。

アメリカ代表はほぼマイナー傘下の選手。本気出してきてない構成ですが、それはこちらも岡本和真や村上宗隆はいないわけで。

どんな状況でも手を抜かず、試合たるもの勝っていこう。貯金42のソフトバンク相手に諦めなかった日本シリーズのDeNA(貯金2)のように。

シーズン2本の小園が、今日だけで2本。打撃は水もの、今日の打線は(カープとは)別もの。でも、来季が楽しみになる活躍。坂倉もね。次のWBCもスタメンに選ばれる選手になってほしいぞ。
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